「犬張子の謎」―御宿かわせみ

  • 28人登録
  • 3.60評価
    • (3)
    • (3)
    • (9)
    • (0)
    • (0)
  • 3レビュー
著者 : 平岩弓枝
  • 文藝春秋 (1996年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163160504

「犬張子の謎」―御宿かわせみの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 御宿かわせみシリーズ。独楽と羽子板・柿の木の下・犬張子の謎・鯉魚の仇討・十軒店人形市・愛宕まいり・蓮の花・富貴蘭の殺人。
    今も昔もお金より大事なものがあると知る「独楽と羽子板」、東吾の子供好きが微笑ましい「十軒店人形市」、裏の顔がホラーな「蓮の花」、町人と武士の違いが面白い「富貴蘭の殺人」など。
    毎回そうだけど、人の心の奥底に潜む狂気のエネルギーが奥深い。身勝手を棚に上げる犯人たちに振り回される善良な被害者。その被害者もまた人生や心の歯車が狂って落ちていくのが、江戸の背景とリンクして物悲しい。メインキャストたちの明るさが対比して、あちら側とこちら側に分かれているのを知る時、なんとなく、道を踏み外さず正しく生きようとそっと思う。

  • ・独楽と羽子板
    ・柿の木の下
    ・犬張子の謎
    ・鯉魚の仇討
    ・十軒店人形市
    ・愛宕まいり
    ・蓮の花
    ・富貴蘭の殺人

  • 御宿かわせみシリーズ8編。楽しかったのは「十軒店人形市」で東吾が節句の旗で右往左往する場面。事件も人情も特筆する部分はないけど、安心して読めて期待を裏切らないシリーズ。ただ、登場人物が慣れて個性を失い、癖の少ない良い人ばかりになってしまったなぁ~

全3件中 1 - 3件を表示

「犬張子の謎」―御宿かわせみはこんな本です

「犬張子の謎」―御宿かわせみのKindle版

「犬張子の謎」―御宿かわせみの文庫

ツイートする