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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163162102
感想・レビュー・書評
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・近くの市民センター図書室でタイトル借り。
・表題作は男一人と女四人が繰り広げる、コミカルなんだけどなんだか哀しくて、けれどなんかやかましくてかつ若干淫靡な独特の雰囲気を持つ作品。こいうのが沖縄の空気なのかなーって少し思った。風葬した父親の骸を御嶽に仕立てる、ってあたりは良く理解できなかった。
・どっちかとういうと収録されたもう一編の方が好き。ベトナム戦争当時の沖縄に住むハーフの女の事脱走兵の心理を、ちょっとおしゃれな小道具をちりばめて、なんとなく背伸びした感じで描いてた。こっちにも共通するのはやっぱり哀しさだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示