不機嫌な果実

  • 137人登録
  • 3.07評価
    • (2)
    • (12)
    • (45)
    • (9)
    • (1)
  • 22レビュー
著者 : 林真理子
  • 文藝春秋 (1996年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163165400

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

不機嫌な果実の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 時代は少し古いが、話題は現代にも通じる。

  • テレビドラマ化されるとの事で 読んでみました。久し振りの 林真理子さん。バブル時代からその後の 話。この時代、「不倫」ていう言葉が 巷を 闊歩していたなぁ~

  • 何と言いますか、十分恵まれた人生だと思うのだけれど、現状に満足するというのは難しいんですね。女としての魅力を失いつつあるのではないかという恐れから、またはこのままの人生でいいのかという疑問から、不倫の道へと進むのは分かるような分からないような…。とりあえず麻也子は私とは違うタイプの女の人だという事は分かりました。

  • 「振り出しに戻る」で、The END
    結局、自分の不幸せは全部他人のせい?
    平凡な一日だったとしても、今、自分に与えられているもの(健康で三食おいしく食べることができたり、働き口がちゃんとあったり、温かい家と家族がいること)が、ありがたくかけがえのないものだ、って気づかない限り、この人はずーっと同じことを繰り返していくんでしょうねぇ・・・

  • 再読

    読んでなかったっけ、記憶には無いけど、
    でも読んでるとやっぱりなんとなく覚えがあるような、

    結局記憶に残っていないということはそれほど感じるものが
    無かったのであろうな、という感じで読了。

    96年発行と、もう14年前の単行本なのね。

    現在に至るまでの林真理子の第何期かを方向づけたと思うのだけど、
    14年間あんまり変わらないものを書いてるなあ、
    このバリエーションできたのね(笑)、という印象。

    最近の作品にくらべるとさらっとした印象。

    さらっとし過ぎて、主人公の麻也子が肉欲に溺れてるようにも
    ましてや恋をしているようにも思えない、
    ある意味少女のような「何か楽しいことないかなぁ」
    というme,me,me,な女性であった。

    まったく道徳には興味がないので、不倫だからどう、
    とは思わないけど、やっぱり情事って、自分にとって以外は
    とっても陳腐なのね。
    ま、恋愛なんてすべてそうなのか。

    その陳腐さの中に味わいを見出すのが大人なのだろうか。
    うーむ。

    しかし、スリップね。ああ、うーん、そうね(笑)

  • 女性が麻也子と似たような感覚を持っているなら、男とは別の生き物なのだなと思う。怖いな。

  • この作品の登場人物でまともな人間といえば、主人公の家族と夫ぐらいではないだろうか。主人公も、姑も、男たちも、つまらない人間ばかりだ。そのつまらない人間と同じレベルで物事を考え、憤慨し、品定めをする主人公のなんと哀れなこと。
    ラストが嫌な女にふさわしいもので、読後感の悪さが大きくはなかったのが救い。

  • 麻也子 最低な人

    でもそういった考えを持つ人は多いと思う

  • 何も心に残らない。途中、飛ばし読みしてしまったけど。

  • バブル世代の女流が年代的に好きでけっこう読むけどこの方はある意味凄い、都会に生きるオンナという性のもつカラッポさやイヤラシさを綴らせたら右に出る者なしって感じw
    都会の年配の地位も名誉もある女と男(男と女じゃない)の哀しい恋愛劇。書き尽くされたテーマなのに、男作家連中が好んで書く「究極の恋」やケータイ恋愛小説家がひたすら書く「ピュア・ラヴ」でもない、カッコばかりでどうしても完全燃焼できないありふれた都会の女の陳腐な恋。なのにどんなに売れた恋愛作品より面白くて止まらず一気に読んでしまった。(これもドラマ化したし相当売れてるはずだけどネ)
    過激な事をサラリと書いている筆使いに気負いは一切ないのに、気が付けばじわじわと背中を生暖かい撫でられている。こういう薄気味悪さが読書中の微妙な快感になっている。
    陳腐な恋をどこまでも陳腐に書き切った手腕は流石だと思った。恋愛なんてしょせん陳腐なんだよ、永遠の愛なんてねーんだよ、それでも不倫するヒトはまだ純粋なのかもと頷きつつ、不毛な結末にニンマリ。書き手も読み手もお互い歳をとったものじゃのうw
    当たり前だけどデビューの『ルンルンを買ってお家に帰ろう』の頃からは隔世の感がある。あの頃の自分があれからどう変ったのか、どこが変らなかったのか、変えなければならなかったのはどこなのか、考え込んでしまった。
    当時の友達にさりげなく贈ってあげたい一冊。

全22件中 1 - 10件を表示

不機嫌な果実を本棚に「読みたい」で登録しているひと

不機嫌な果実を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

不機嫌な果実を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

不機嫌な果実を本棚に「積読」で登録しているひと

不機嫌な果実はこんな本です

不機嫌な果実のKindle版

ツイートする