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- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163188201
感想・レビュー・書評
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思っていたよりハマってしまいました.愛八という人がなんとも言えず魅力的.ゼヒ本当の歌を聴いてみたいです.
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第122回直木賞受賞。文句なく素敵な小説。2000年映画化もされていて愛八を吉永小百合が演じているらしい。芸者になった愛八は古賀先生と長崎の歌探しの旅に出る。愛八の凛とした生き方、愛八の淡い古賀先生への想い、そしてラストのお雪の文章では号泣間違いなし。
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貧しい少女が芸者になり、49才までは紹介みたいなものでした。一途な恋をして惚れた相手と歌探しをする。実話の肉付けとして、突放した部分と浸らせる部分の対比がよかった。過剰ではなく、読者に任せようとしてるみたいです。花街が舞台なのに、色っぽい部分はほとんどありません。ちょっとしたエピソードも、昔はそうだったんだろうなぁと頷けます。さりげなく描写されてますが、かなり綿密に調べたのでしょう。それにしても主題はヒロインの一本気の魅力で、切なさと共に爽やかさがありました。
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流暢な文脈が重苦しいか。