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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
電車の中でうとうとしていたので、半分夢を見ているような感じだった。駅の名を聞いて、慌てて降りた。ホームは冬のきびしい空気ではりつめた感じがしていた。マフラーをしっかりと巻きなおして改札を出た。
10年ぶりぐらいに読み返してみた。最近の作品は読んでいないけど、ストーリーよりも言葉のチョイスが好き。自分ではなんだか言葉にならない気持ちがいっぱいあった。
河合隼雄の本で紹介されていて手に取った本でした
そのせいかわたしにはとても深いものが感じられました
夢とか深層心理とかにまつわる展開、感情表現がとても興味深く感じられました
吉本ばななさんの本はひさしぶりでしたが、こういうことを書かれる人だったんだなと思い至り
改めて彼女の作品を読んでみたいと思います
13の短編から構成されています。はじめて、ばななさんの本を読みましたが、読後は満ち足りたような気持ちになり、不思議と心が落ち着きました。タイトルにあるように、頭ではなく、心や体が記憶している事ってあると思いました。
短編「みどりのゆび」は
植物を育てるひとにはきゅっときます。
自分の育ててる植物にじわじわ愛情がわいてくる一編。
日文の課題本。すぐ忘れてしまうものばかりで体が成り立っているように、この本の内容もすぐ忘れてしまうんだろうね。
ちょっとだけ疲れてしまったときに
やさしさをおすそわけしてもらったような、
そんな気持ちになれる1冊。
決して難しい言葉でも、珍しい言い回しでもなくって。
だけど たしかで まっすぐなことばの数々が
温かく包んでくれました。
装画もとても素敵!
アロエー!
心よりも体が素直っていうことに今まで焦りすぎて気づくことができなかったんだなあおそらく
文庫になったので再び。
一話一話が短くて、非常に読みやすい。
普段から感じているけれど
なかなか言語化出来ないものや
全く気付かなかったことを
ばななさんは私好みの言葉で表現していて
そういうものが突然文章となって目の前に現れると
急に世界が鮮明にくっきりと
鋭く見えてきます。
だけどそこには
なにか優しい、柔らかい空気があって
それに包まれている気がするので
もう少しだけそれに浸っていたくて
私は少し寄り道をするのです。
学生の頃、好きで読んでた ばななの本。
あぁそうそう、この感じ!って不思議な感覚に包まれながら一気に読みました。
やっぱ好きだ。不思議ワールド。
なんだか分からないけど『田所さん』が好きです。
吉本ばななさんの作品は不倫してたり養女だったり・・・みたいな設定が多くてなんだか心配になります。
「ボート」と「サウンド・オブ・サイレンス」がよかった。
「みどりのゆび」p16より
そうやって今まで嫌いだった全てを好きになってしまってから初めて行くところがあるのだろう、と思うのは切なかった。
「黒いあげは」p60より
しゃべらないでいい友達というものはとても少ない。一回無理にしゃべるのをやめてしまうと、体が長年しみついたお互いのリズムを勝手に刻んでくれる。会話はゆっくりと、なめらかになる。
元々よしもとばななさんの作品は、
短編よりも長編ものの方が好きな私。
取り扱っている題材やヒロインの設定も
いつも通り、よしもとさんが好みそうなものだし、
普段の長編小説の一つの一つの場面が切り取られて、
ぱっぱっぱっと目の前に出された感覚で、
13編、さらりと流すように読んでしまった。
よしもと作品のエッセンスがぎゅうっと詰まっていて、
しかも気軽に読めるボリュームの短編が集まっているので、
初めて彼女の作品を手に取る読者におススメかもしれない。
私は「みどりのゆび」と「明るい夕方」が好き。
予備校に行っていた時、模試にこの作品が出て、それから勝手に「エッセィなんだぁ」と思っていて読み進めていたら、短編小説だと分かってびっくり。
中には結構おどろおどろしいものもあったり、「なんで主人公はそんなに相手の気持ちがすぐに分かるのだ?」と思ってしまうところもあるけど、それでも私にとって★4です。
冒頭の作品が一番好き。

2011.8.23
柔らかな優しい感じがとても好きな短編集
おばあちゃんのアロエの「みどりのゆび」
育ての母、忘れていた生みの母の記憶「ボート」
本能の不思議。続きが読みたい「西日」
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