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この作品からのみんなの引用
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本は、母の逃避の責任。そして、映画は、父の夢のなれの果てだ。
― 238ページ -
自分を後悔させる人ってなんて愛おしくて素晴らしいんだろう
― 191ページ -
特別な人と共有する過去を秘密って言うんだよ
― 85ページ
みんなの感想・レビュー・書評
たぶん、この作品ではじめて山田詠美に出会った。
赤裸というか、自分の直感に正直というか
そういう世界観や描写にはじめは驚いたけれども
この本を最初に手にした当時のわたしは
無意識にも、数ある中から自ら望んでそういうものを選び取ったのだと思う。
そういう正直さや、それによる関係性を通して語られる人間の生き様がみたかったから。
綺麗な言葉で並べた愛は届かない。 深く胸に突き刺さる痛みがあるからこそ届く愛。 この本は5つの物語が入った短編集。 物語の語り口は終始淡々としている。 様々な愛を描いているが、喜びや悲しみという感情も不必要かと思うぐらい人物たちの心が歪で淡々としている印象を受けた。 しかしこれは綺麗な言葉で並べた恋愛小説とは真逆の、素直な感情をさらけ出した純愛の物語なのだと気付いた。 読み... 続きを読む »
同著の「文学問答」を読んでいたら急に再読したくなったので。人に愛されること愛することを深く考察した良作。自分のモノサシを手にしている人間はうつくしい。
さすが山田詠美さん!「MENU」が一番好き。切なくて苦しくなります。でもそこが好き。「シャンプー」ではきゅんきゅんしました。
~110117
本当の意味に気付くのは、なくしてからなのかなぁ。作品の感じ方はあとがきを読んで深まった気がした。
今の自分には合わない本でした…。
登場人物のアクの強さに、読んでると疲れちゃった。(『読む』という行為に疲れたのではない。)
また違う機会に読んだら、また違う感想かも。
時代は流れて、常識も流れるように変わって
気持ちも底の感情はわかっても、流れはやっぱり
移り逝く
山田さんの文章は洗練されているのにどこか野蛮で、そこがすごくすき。
読み終えたとき、苦苦しさみたいなものが残る。また読み返したいかといったらあんまり読み返したくない感じなんだけど、でも、手元には残しておきたいなー、と思う。
メニューにはいろいろ考えさせられるものがあった
言い表せない関係とか、言い表せない感情とか。
意味もなく歯噛みしたくなる感じがすき
この表紙好き。姫も大好き。身を切り落とされるような表現になるから途中読むのが苦しくなったけど、でもやっぱり大好きだ。
中身も装丁も山田詠美の本の中ではいまでも好きな部類なんだけど、文庫になった時すごくがっかりした本。装丁が一気にダサくなった。
短編集。
「自分が死んだら悲しむだろう人の事を思うと死ぬのが怖い。」
「失いたくないと思う人の存在が怖い。」
人が泣くのも自分が泣くのもイヤ…あとがきで詠美さんが述べているが、この2つがこの短編集のブレないテーマになっている気がします。
『検温』なんだか主人公が屈折しすぎていて気分が悪くなり、読み進むのにかなり時間がかかりました。ラストまでひたすらキツイ展開…。
『姫君』同じ屈折でもこちらは楽しく読めました。しかしこちらもかなりのバッドエンド。 【2009年7月28日】
奇妙な同居生活を送る姫子と摩周が、越えてはいけない一線。それはありきたりの恋人同士なら、むしろ求め合うものであるのに。姫子は常に上位で君臨していなければいけない、そのためには時に共振してしまう弱さになど気づかせてはいけない、いや、気づいても彼女に気づいたということを告げてはいけない。
いつも虚勢を張って、強がっている女が、あるとき男に ”そんな無理するなよ”とか言われて思わず涙をこぼす・・・・なんていうドラマやら歌詞やらがあるが、これが姫子だったら”ざけんじゃねーっ!!”と猛烈足蹴りだろうなぁ。
あたしは言われたこともない気がするな、そこは一番自分がわかってんじゃないの、なんて。

あんまり面白いと感じませんでした。
表題作の「姫君」がありきたりな感じ+姫子と摩周クンのキャラクター造形や思想があんまり理解出来なくて好きではなく、読むのに時間がかかりました。
個人的に、...





