イン・ザ・プール

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著者 : 奥田英朗
  • 文藝春秋 (2002年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163209005

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イン・ザ・プールの感想・レビュー・書評

  • 初、奥田本。
    世にも奇妙な…タッチのオムニバスっぽい感じ。

    表紙の丸々ベイビーはもしや、伊良部?
    または伊良部のイメージキャラかな~。


    みんな何かにしがみついていて依存症。
    (現代社会なんてみんなそうだと思うけど)
    患者はいてもたってもいられなくて必死。
    それを飄々と、すかしながら捌いていく伊良部。

    軽くあっけらかんと患者を笑いとばし、
    時に患者を煽り加速させ、時には温かい?荒治療。
    笑える、面白すぎる。。。

    こんな神経科の先生がいたら治療を受けてみたいです。
    で、マユミに注射してもらうの。

    携帯電話依存症の高校生に言い放つマユミのセリフが
    とても好き。(213ページあたり)

    一日で読んでしまった。
    読んだ後はなぜかしら、爽快感♪~心地いい。
    心の殻がちょっとゆるんだからかもしれない。

    読破するとお悩みスッキリ解決!伊良部ありがとうー。

  • 図書館でイン・ザ・プールを見つけたので即借りた。先に空中ブランコを読んだので順番が逆になっちゃったけど。

    伊良部先生、最高。「空中ブランコ」とハチャメチャぶりは一緒だけど、この「イン・ザ・プール」のほうがもっと人間味が感じられるような気がする。

    携帯依存の高校生の話しがあったけど、本当にこういう子って多いんじゃないかな。多くの友達に囲まれて、予定をいっぱいにすることが安心感に繋がる年齢だしね。友達がいない、と自分からハッキリ言う伊良部先生や看護師のマユミさんからこの高校生も何かを学んで行きます。いい話しだった。

    「コンパニオン」の患者はストーカーがいると妄想する自意識過剰な女。「いてもたっても」は自分の留守中に部屋から火事を出してしまうのでは?と不安な強迫神経症の男の話し。これらもやっぱり実際に多そうな話しだ。

    「いてもたっても」の患者曰く「伊良部の精神科医も転職だ。人を深刻にさせない天性のキャラクターだから」。本当にそうだ。意識してそうしているのか、無意識なのか。クリスマスイブの夜、携帯依存の男子高校生を病院でのディナーにさりげなく誘うシーンでは伊良部先生の良さがすごく現れていた。

  • 伊良部総合病院の精神科医・伊良部一郎が主人公のこの小説。理屈抜きで面白いのです。
    時々、ぷっと吹き出してしまう・・・。お気に入りのカフェでは読めない、危険な小説です(笑)。

    そんな伊良部シリーズがTVドラマ化されるのを今日、知りました。
    1月30日からテレビ朝日でDr.伊良部一郎 として放映されるらしいのですが・・・
    伊良部一郎を演じるのが徳重聡さんって・・・私のイメージとは全然違う
    看護師のマユミちゃんが余貴美子さんって・・・
    余貴美子さんは大好きだけど、ちょっと違うと思うのですが・・・

    私にキャスティングさせてもらえるなら・・・伊良部一郎は田口浩正さんだわぁ~!!
    これは、我ながらナイスキャスティングだと思うのですが~
    看護師のマユミちゃんは悩むところですが・・・小池栄子さんなんていいんじゃないの~
    って誰にも頼まれてないのに勝手にキャスティングして遊んでしまいました。

  • 精神科医伊良部の元を訪ねる患者さんたちの短編集。
    『プール依存症』『ケータイ依存症』『強迫神経症』などなど。
    どれも、患者さん本人には、かなり深刻な問題だけど、伊良部先生のキャラと著者の筆力で、相当面白いストーリーになってます。

    伊良部先生は名医なのか?は、結局わからず。でも、結果オーライなのだから、患者さんたちにとっては名医なのでしょうね。

    軽くサクサク読み進めました。
    楽しい気分で読了。
    ただ、伊良部先生の容姿の描写が、どうしても気持ち悪くて、私には唯一そこがマイナスポイント。
    で、☆4つ。

  • 伊良部総合病院精神科の変人Dr伊良部と
    一風変わった“病”を抱えた患者たちとの物語。

    ゆるいです。まったりしてます。
    どこかほんわりします。
    僕はこの本で奥田英朗さんにはまりました。

    読後感、たまんないです。

  • 伊良部先生の第一弾!面白いです!

  • 痛快はっちゃけ精神科医。

  • 空中ブランコの方が面白かった。

  • ちょっと風変わりな精神科ドクターのお話。
    伊良部先生のキャラが憎めない。
    映画化されていて、松尾スズキさんが演じているみたいなのでキャラにピッタリな感じだから観てみたいな^ ^

  • すらすら読めた。
    伊良部先生のように、人目を気にせず生きることが出来たら楽しいだろうなぁ。

  • プール依存、屹ちっぱなし、ケータイ中毒。少々変わった心因性の不調を抱えた患者たち。彼の主治医は、色白で太っててエキセントリックな精神科医・伊良部一郎。ハチャメチャな診察だけど最終的には治ってるんだから、実は名医なのかも?!(笑)面白かった!

    「イン・ザ・プール」「勃ちっぱなし」「コンパニオン」「フレンズ」「いてもたっても」

  • 伊良部さんはゴッチャゴチャなのに病気を治してしまう・・・。

    あれって『作戦』なのかなぁ?

    ホントに何者なんだろ??

  • 自意識過剰、神経過敏な現代人と少し前の時代には、
    存在したかもっていうハチャメチャな医者との連作集。

    一体どっちが医者で患者なのか?わかんなくなるとこが
    いいかんじです。

    読み進めていくと、あまりにも自分を追い詰めるというか、
    ほんと自意識過剰な自分がいたりしますね。

    もっとラクに生きていいはずなのに。
    いつのまにか、窮屈な生き方してる、させられてる、
    一体に誰に。。。結局自分に???

    とか考えると、また自意識過剰に戻るか(苦笑)

    テレビ的でもあり、基本エンターテイメント作品だと思いますが、ドラマ化は難しいでしょうね。その方がいいです。

    奥田 英朗氏の作品は初でしたが、またひとり楽しみな作家が
    増えました。

  • 「いらっしゃ~い」&「明日もきてね」 医者に言われたくはないな(笑)
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/8541094.html

  • 同僚が貸してくれたけど結構面白かった。さまざまな理由で同じ病院の神経科にかかる主人公たちのいろんなお話。当事者視点で読んじゃうから、まさに「狂うということが具体的にわかった気がした」。いわゆる異常者(?)てとっても自然になりえるんだなぁと。次『空中ブランコ』いってみよー。

  • 081124

    伊楽部先生、こんな人が現代には必要だと切実に思いました!
    純粋に面白い。

    患者はそれぞれ症状が違うけど、
    自分にしかわからない悩みが誰にだってあるんだろうな。

  • くだらないけど、最後まで読んでしまった。
    読みやすさ、面白さ、よく考えられてるなぁ

  • 変人神経科医師と、患者たちのストーリー。

    カタルシスがいい感じ。

  • タイトルの一遍や勃起が止まらない男性の話は、ちょっと特別で面白かった。後半は、まあありがちな現代人が抱える現代病の典型がいくつか登場するって、感じで、テーマとしては汎用かな。語り口がスムーズで読みやすい。面白かった。

  • おかしな精神科医・伊良部シリーズ第一作。
    久しぶりの再読だが、やはり笑える。
    どこまで本気なのか冗談なのか、遊びなのか治療なのか。
    『カウンセリングなんてしないよ。ああいうの、何の役にも立たないから』という潔い態度が良い。
    話は聞かない、ただどこまでも患者に付き合う。
    段々とこれも一つの治療法か?とも思えてくる。

  • 短編集だったので、サクッと読めた。
    伊良部のキャラは最後までよく分からなかったけど、こういう人が近くにいると悩んでる人もなんだか拍子抜けして症状が良くなるのかなと思った。私の中で、何故か伊良部がとろサーモンの久保田で再生されていた。
    17/3/29

  • 面白すぎる!精神科医・伊良部のキャラがぶっ飛んでいて読んでいて元気になります!伊良部医師のファンになりました。続編があったらいいなぁと思ったら、シリーズもののようで嬉しいです!

  • 伊良部みたいに、何にも気にせず生きていけたらどんなに楽だろう。
    (本当にああ、なりたいとは思わないけど…)

  • なんか、このストーリー知ってる。と、思ったら、映画で見ていた…。
    なので、読むのをやめようしたけど、映画も面白かったし、短編集だったので読み進めることにしたら、知らない話もあって読み進めてよかった。そして、改めて面白かった。

  • 【中山英俊先生】
    この作品は、精神科医・伊良部一郎が厄介な心の病で悩める患者たちの抱える問題を、破天荒な対応でいつの間にか解決してしまう物語です。伊良部一郎は、太っていてマザコンで注射フェチ、好きなことをやりたい放題、大人げない振る舞いばかりで無神経なダメ人間っぽいですが、何故か憎めない男でとても破天荒なキャラクターです。現代のストレス社会で生きる人たちにとっては、ちょっと羨ましくなるくらい自分に正直な生き方です。悩んでいるのがバカらしくなるようなドタバタ劇をコミカルに描いた作品で、5作品が一話完結で書かれているのでとても読みやすいと思います。精神科医・伊良部シリーズの第二作「空中ブランコ」では直木賞を受賞し、第三作「町長選挙」も出ています。

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