まひるの月を追いかけて

  • 1025人登録
  • 3.10評価
    • (22)
    • (99)
    • (444)
    • (62)
    • (10)
  • 177レビュー
著者 : 恩田陸
  • 文藝春秋 (2003年9月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163221700

まひるの月を追いかけての感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  •  静は、異母兄・研吾の恋人、優佳利から、研吾が奈良を取材中に行方不明になったと知らされる。研吾とは年賀状のやりとり程度のつきあいしかなく、優佳利とは18年前に一度会っただけ。しかし、静は優佳利に誘われ、奈良へ行くことに…。
     奈良に行ってみたくなった。異母兄弟、葬儀で初めておたがいを知る…そういうことから『夜のピクニック』が思いうかんだ。30代の貴子たちをイメージしてしまっていたので、後半の展開にショック。タイトルの“まひるの月”とは、結局、何だったの?研吾の切ない夢に出てくるあの人?

  • ほかの作品に比べてもしかしたら恐ろしさや不思議さといものは客観的にみたら少ないのかもしれなけれど、見比べながら旅行すると、自分がロードムービーの中に入り込んだような、不思議な気分になります。おすすめです。

  • なんかもやもやした話だった。主人公の鈍さと妙子の過敏さにざわざわした。研吾の愛している女性の正体については最後まで見当がつかなかった、けど、さっさと本人に聞けばいいのにと思った。

  • 299
    361 出家 得度
    100-1、 150、 230、 307、 309、
    340、 346、 359、
    ーーーーーー
    橿原神宮周辺 49
    大和三山
    大極殿 95
    鷲に似た真っ白な恋の長い鳥
    瑞兆
    明日香村
    日本人の原風景 129
    古墳らしき小山、欽明天皇 131
    明日香
    箱庭的。閉塞感も、なぜか落ち着く。 135
    亀石 146
    橘寺 聖徳太子御生誕地 159
    石舞台 178
    岡寺 181
    酒船石 184
    蘇我入鹿の首塚 188
    甘樫丘(あまかし)、見晴らし良し 189 ⭐️☆✨★

  • 奈良県を旅行するヒロインが、その旅行の同行者(?)と交流しつつ、同行者と自分自身について内省していく一作。

    「他人には誠意を尽くしたいと心から望んでいるし、実際とても誠実な人なんだけど、結局誠実じゃない自分を捨てきれない(p.27)」人物ばかりが出る作品、といえる作品でして。みんな悪人ではないんだけど、みんな善人というわけでもない。一見いい人ばかりのようで、みんな何か読み切れない、不思議な人物像を、奈良の観光地の「らしい光景」を丁寧に描写しつつ物語る。

    面白い物語だし、別にバッドエンドというわけでもないんだけど、どこか読了後にひっかかるものがある。不思議な作品でした。

  • なんだかなぁ…とにかくみんなの精神状態が暗すぎて陰気。ラストにはハッとさせられる感があるけど、それも正直気持ち悪い。途中まではよかったし妙子の快活さがいいなと思ったりもしたけど騙して連れてきてってなると単なる我儘というか自己主張が強すぎたというか。こんな茶番に巻き込まれた静が可哀想。私なら大迷惑。

  • いい!すごくいい!
    読後感の良い小説だなぁ。
    タイトルも、すごく端的に現されてる。

  • 血の抱える罪は重たい。

  • 恩田陸のお話は、いつも途中で終わると思う。
    それも、これからどうなるのか、といういいシーンで。
    結末は読者の手に委ねるタイプなのかな。まだそこまで作品を読んだことがないからわからない。
    ただ、普段がっつりミステリーを読まない身からすると、これくらいのちょっとした不思議が新鮮で面白い。

  • かなり久々の再読。なにがすごいって、この各章の引きの強さ。えっ⁉︎こっからどうなるの⁉︎と毎回思わせるって、狙ってたってなかなかできないと思う。こういう面白さを演出できるのが、さすが恩田陸。

全177件中 1 - 10件を表示

恩田陸の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

まひるの月を追いかけてに関連する談話室の質問

まひるの月を追いかけてを本棚に「読みたい」で登録しているひと

まひるの月を追いかけてを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

まひるの月を追いかけてを本棚に「積読」で登録しているひと

まひるの月を追いかけての作品紹介

橿原神宮、明日香、山辺の道…。失踪した一人の男を捜して、奈良を旅する二人の女。それぞれの過去と現在を手探りしながら続く、奇妙な旅の行き着く先は?奈良を舞台に夢と現実が交錯する旅物語。

まひるの月を追いかけてのKindle版

まひるの月を追いかけての文庫

ツイートする