二人道成寺 (本格ミステリ・マスターズ)

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著者 : 近藤史恵
  • 文藝春秋 (2004年3月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163225807

二人道成寺 (本格ミステリ・マスターズ)の感想・レビュー・書評

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  • 今泉探偵シリーズ5冊目。今回も梨園が舞台で、内容も今までと同じく二人の人間の視点が交互に描かれている。一方はお馴染み小菊ちゃん。もう一方はこの物語の軸になる歌舞伎の女形・岩井芙蓉付きの番頭(チケットの手配案内など裏方の仕事をする人)玉置実。実の方は一年前から話が始まっている。
    好きになっても決して振り向いてくれない人への愛情。近くにいるのに遠い存在。このシリーズの前作同様とても切ない内容だった。実は芙蓉さんは国蔵さんの事が好きなのでは!?と途中から思っていたのだが、考え過ぎだったようだ…三浦しをん作品なら、そうなってただろうな(笑)

    今泉探偵シリーズは今のところこれで終わっているが、是非また読みたい。次回作期待しています。

  • 今泉探偵シリーズは何でか読んでしまう。歌舞伎の切ない世界が体験できて、非常に良い。

  • 歌舞伎役者の話。過去の事件の真相を解明する。

  • ★3.5

  • 歌舞伎の世界を舞台にしたミステリ。 探偵今泉と大部屋歌舞伎者の小菊が謎を解き明かすシリーズらしいです。 今を時めく?(笑)女形の二人歌舞伎役者、一人は生まれながらの歌舞伎役者、一人は家柄は無くとも実力で主役をこなす役者。 そして女形の役者の妻・・・。火事にあい意識不明となるが、そこには事故ではないのではないかという疑惑があった。 妻ではなく、一人の女性としての愛。 その愛が最大の謎として描かれています。 ミステリというよりも華やかな歌舞伎界、その裏側の人間模様でした。

  • 芙蓉さんは國蔵さんが好きなのかと思った。
    深読みしすぎだった。

  • ブクログで映画の話をするのもアレだけど・・
     
    俺は映画の『脚本』を語る時・・
    タランティーノの【キルビル】と【レザボアドッグス】を《基準(ものさし)》にしている・・。
     
    んじゃ・・
    それを『小説』に置き換えるとどうなんだ?て話(V)o¥o(V)
     
    『小説』なら・・
    赤川次郎さん『三毛猫ホームズ』や宮部みゆきさん『淋しき狩人』を《基準(ものさし)》にしてるんよね(^O^)
     
    ◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇
     
    道成寺と言うので・・
    歌舞伎に関する書き物だとは分かるけど・・
    この書き方・・ストリーミング?には度胆抜かれた((+_+))
     
    赤川さんは赤川さん。
    ユリはユリ。
    宮部さんは宮部さん。
    バラはバラ。
     
    それぞれがそれぞれだから・・
    比べたりする悪癖は無いんだけど・・。
     

    これは秀逸・・。
     
    新しい?興味深い?物語の進め方にただただ感嘆(*^^)v
     
    素晴らしいです!!!
     


    ただ・・
    ・・誰にでもかれにでも薦められる書籍では無いですね(+_+)?
     
    主題が歌舞伎だし・・。
     
    歌舞伎に興味が有る方のみ!!!
    是々非々に・・q( ^・^)p

  • 歌舞伎のシリーズ。歌舞伎の内容を知っていればもっと楽しめるのかもしれませんが、知らなくても十分楽しめました。途中まで「道成寺」ではなく「道明寺」だと勘違いしてました…

  • 頻繁に現在と過去の書き分けがあって、今いつの話で誰が話しているのか少し混乱しつつ物語は進みます。いくつかのパターンを思い浮かべつつ読み進めて、明かされる寸前にあぁそうか、となる感じ。うまく道を示されている感じがあります。セリフの伏線も歌舞伎と絡みつつ回収して、メタに走ることなくまとめる。やっぱり読んでて安心する作者です。衝撃的に謎が明かされてという風ではありませんが、丁寧な書き味が読んでいて伝わります。

  • 今泉シリーズ。
    このシリーズの他の話同様、これも切ないお話でした。
    決して自分を愛してくれない人を思う絶望って、どんなだろう。

    しかし、巻末にあとがきやらインタビューやらがあるのに気が付かず、まだまだラストまでページが残っていると思い込んでいたのに急に物語が終わる驚きといったらなかった。。
    「え!?これで終わり!?」としばし放心。
    色々な意味でちょっとガッカリしたのは事実だけど、このシリーズの淡々とした切なさがやっぱり好きなので☆5。

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