夏の名残りの薔薇

著者 :
  • 文藝春秋
3.22
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本棚登録 : 813
感想 : 125
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163233208

感想・レビュー・書評

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  • 最初読んでいた時は訳がわからなかったが読み進めていくうちに段々と理解できた作品。

    三人の姉妹の招待したパーティに集められた関係者達が、その時間の中であった(あったかもしれない)時間も複数経験していく。

    最初は何が起こったのか理解出来なかったが、中盤から何となく理解できた。タイムリープとは違うと思っている、、。

    恩田陸に多く感じる時間と空間の概念が曖昧になる感じが面白かった。

  • なにが本当なのかわからなくなる話。悪意と殺意がいっぱい。恩田陸の登場人物ってみんな美形で好きです。

  • 種明かししないタイプの恩田陸

  • お芝居を見ているような感覚。
    何が事実で何が妄想なのか?
    もしかしたら、事実なのかもしれない。

  • 合間に入る 違う書式の文書は必要??

  • 毎年ホテルを数日貸し切り、馴染みの客を招待してグロテスクな嘘の寸劇を繰り広げる3人の女。でも、今年のホテルの様子は例年と違って悪意に包まれていた…。章の終わりで誰かが死に、次の章では何もなかったかのように生きていて他の誰かが死ぬ、という構図と、唐突に挿入される結構な量の引用(海外の映画らしい)に戸惑った。面白い話だったし、人物の描写はすごく好きだった。中盤からは引用部分は読み飛ばしてしまったけど、ちゃんと読んだら感想も変わっていたのかな。

  • 2016.7.25
    閉ざされた空間、変わる語り手、何を信じていいか不安になる、恩田陸らしくて、一気に読めた。桜子、時光、隆介、瑞穂、辰吉、早紀、天知、伊茅子、丹伽子、未州子

  • 図書館で。

  • 2014.11.16読了
    よくわからなくてモヤモヤするんだけど、よく考えずに読み進めるには面白かった。でも、やっぱり得意ではない。(図書館)

  • おもしろかった。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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