リピート

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 189
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163233505

感想・レビュー・書評

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  • ラストは衝撃的でした。
    物語は、リピートする大学生の目線で描かれています。
    彼の身には、様々なことが起こりますが、彼はその都度葛藤します。
    自分が取るべき行動はこれで正しいのか?

    読み終わって1番の感想は、私なら、絶対リピートしません(笑)

  • ラストが弱い

  • 今の記憶を持ったまま、10か月前に戻るタイムトラベル『リピート』に誘われた主人公。
    仲間は10人。
    リピートの世界では、いろいろな誤差が生まれ、戻った仲間が一人ずつ死んでいく。
    なぜ?そして、自分は?

    面白かったです。
    予想を超えた展開に、先を読むのが楽しみでした。
    最後は、結局そうなったんだ、な感じでしたが、仕方ないかなと。
    自分が誘われたらどうするだろう…ちょっと悩みます。

  • 単純に面白かった!読み始めから引き込まれた。リピートとは何なのか、次々起こる事件の謎、続きが気になり読むのに没頭しました!

  • 乾くるみ 『リピート』

    イニシエーション・ラブにハマり速攻借りに行ったったw

    ある時間にある特定の場所に行くと過去に戻れる話。

    戻って金儲けするも良し、彼女と別れて新しい彼女を…。 ⁡
    ⁡⁡
    ⁡思ったより長過ぎる内容に……じゃったけど、最後はお約束の様な不意打ち待ってますw

    2014年読破

  • 携帯電話が普及していない頃の話。ありえない設定だけど、最後までハラハラしました。

  • イニシエーションラブを読んだことがあって期待値が高かっただけに真相を知ってもほぅくらいしか思わなかった。単純に二段のが読みにくかったってのもあるけど。

  • もし、現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻れるとしたら――。
    この夢のような「リピート」に成功し、人生の「やり直し」に臨もうとしている、年齢も職業もバラバラの十人の男女。
    彼らは一人、また一人と、次々と不審な死を遂げていきます。
    誰が「リピーター」を殺しているのか?
    家族にも警察にも相談できないまま、独自の捜査を行う彼らが辿りついた衝撃の真相とは――。
    (アマゾンより引用)

    これ、過去に戻って楽しいか?
    たった10カ月前の世界に戻ったってどうしようもないじゃん。
    まぁ、ロトを当てられるなら戻ってもいいけど、記憶しか持っていけないんじゃ心もとないな。

  • 乾先生のタロットシリーズ3冊目。
    実に起・承の部分が長く感じられ、単行本版(1頁に2段の構成)のため目が疲れました(-∀-`; )
    文庫だと目の疲れについては改善されそう。
    タロットシリーズの中でも有名な『イニシエーション~』とは全く違うお話。
    そしてこんな世界観は凄すぎて、目が疲れてもラストにかけては一気読み。
    バトル・ロワイアル物が好きな方やSF好きさんに好まれそうなお話です。

  • 怖すぎて一気読みした!!!
    過去に戻れるよと言われても、戻らないぞ!って思ってしまった。

    イニシエーションラブよんだときの「えー!」が忘れられなくて乾くるみさん3冊目。
    今回はなんとなく黒幕は最初のほうでわかった、けど、リピートのメンバーの理由は種明かしされるまでわからなかったw
    なんで!?どうして殺されるのーってなってたw

    「過去に戻ることの利点は、未来をしっていること」ていうのが登場人物の共通の?価値観だったけど、自分だったらどうだろうな。。。

    過去を変えたら未来も変えてしまう、だから普段通り生活しないといけない。
    でも1度経験している出来事だから驚きも感動もない。たしかにつまらなそうだ。。

    自分だったら、未来を知っていることを活かそうと思わない(予言とか競馬とかしなくていい)からどんどんやり直したい!って考えたけど、それはそれで未来の幸せなものを逃すかもしれないんだよな。

    過去に戻ってやり直したいってたまに思うけど、それより今の生活に感謝しよう…ってなる物語だった。もうね、ラストがつらすぎる。

    それにしても、「↑のことがあるから、過去に戻ってもなるべく同じ行動をするように」とかいう風間さん悪くないか…。(それが狙いなんだろうけど)

    あとは、最初に人物相関図を描きながら読んだのは正解だったな。

    解説かあとがきがついてる文庫本でよみたかったなー。。

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著者プロフィール

静岡県大学理学部卒業。1998年『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。著者に『イニシエーション・ラブ』、『スリープ』など。

「2020年 『本格ミステリの本流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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