風味絶佳

著者 :
  • 文藝春秋
3.39
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  • (12)
本棚登録 : 2004
感想 : 393
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163239309

感想・レビュー・書評

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  • 121231*読了
    いろんなお仕事といろんな恋と愛のかたち。

  • ストーリー自体よりも、随所に散りばめられた名文が魅力的。言葉選びのセンスが凄い。
    そして何より素晴らしいのが、装丁と「あとがき」。

  • 風味絶佳は心当たりがあって心が痛いです。
    春眠の様な環境に置かれたら僕には生きていくのが辛くなるだろうなぁ。
    完全に断ち切る事が出来ない関係にありながら敗北の事実をずっと見せられ続けるんだから辛すぎる。
    全体に心が締め付けられる話が多かったです。

  • 久々のamy作品です。

    山田詠美も作品って
    「何が言いたいのか」がいつもハッキリしていて
    でも説教臭くなくて好き。

    「じゃあ、何が伝わったのか言ってみろよ」って
    言われたら、それはうまく言葉にできないのだけど。
    メンタルな部分のことだから。

    だから、それができちゃう山田詠美さんの文章力は
    すごいと思うのです。

    「風味絶佳」タイトルがまた良い。

    映画みたくなったなー。

    主題歌oasisだしね。

  • 『間食』『夕餉』までは、すごくよかった。
    日常の良くある部分に見つけ出す、小さな幸せ。
    それを活字にしたものを目の当たりにすると、メモせずにはいらなかった。
    幸せの着眼点がとてもステキだ。

    『風味絶佳』『海の庭』をまではササッと読めたが、
    『アトリエ』でなんとも言えない気持ち悪い読後感を味わい、
    『春眠』で、だから?という感覚を持っての読書終了。

    自分のあの『夕餉』を読んでるときのテンションは何だったんだ・・・。
    山田詠美好きかもーーーっ!の、私のテンションはいったいどこへ・・・。

    やはり、短編は苦手ということか。
    もう一冊くらい、山田さんの読んでみようと思う。

  • 山田さまさまです。

    この人の言葉の選び方がとっても好き。

    暇な時に、1ストーリー読んで気分転換する。

    わたしにとっては風味絶佳。

  • 詠美さんの書く文章ってなんでこんなにも芳しいのでしょ!本人も描写欲と表してる、この感じたことを文字にする才能は凄い。分かる分かる!ってポイントが沢山。好きだわあ♡

  • さらさらと軽く読める割に、1つの話に数フレーズ、素敵な言い回しが出てきます。年をとろうが、とるまいが、生き生きしてる女の人ってかっこいい.

  • この話は、あとがきの、ラスト一行がとても好き。

  • 風味絶佳のグランマ(笑)が好き

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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