死神の精度

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著者 : 伊坂幸太郎
  • 文藝春秋 (2005年6月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163239804

死神の精度の感想・レビュー・書評

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  •  続編がでたので慌てて読みました。
     これは短編集かなあと思っていたら、最後につながりが。そういうところ、やはり伊坂さん。

     タイトルどおり、主人公が死神。素手で人間を触れると、触れた人間は気絶する。味覚がない。毒は効かない。ミュージックを愛し、渋滞を憎む。
     会話がチョッとずれる。
    「晴れてたら星がすごいんだろうな」
    「星がすごい?」
    「いい大人が言うセリフじゃないですよ」
    「悪い大人なら言っていいのか」 
    等々。

     続編も楽しみ。早く読みたいです。伊坂さん、大好きです!!

  • はー、面白かった。正直に書いちゃうと伊坂さん少し苦手で…挫折率が高かったのだけど、今回は感動してしまった。

    ごめんなさい。「吹雪で死神」まで、ずっと苦痛で…くすっと笑えるんだけど淡々としていて感情が見えなくって、作品の色が単色っぽいと…どうしても馴染めなくって積んだ。

    だけど「恋愛で死神」からはカラーになって、もうぐいぐいと入り込んでしまって一気読み。最後は感極まって鼻をかんでしまいました。

    クールでシニカルなミュージックをこよなく愛す死神の千葉。で世界が色々と絡まっていて「死神対老女」は、ほぅ、とため息が出た。で、冒頭を読み返すとなるほどなぁ~とすごいなぁと改めて感じた。少しずつ伊坂作品も読んでみようと思う♪じーんとした。

    岩手小岩井、奥入瀬の描写が素敵でした。懐かしい。

  • 人の死を死神の視点でとらえたドキュメンタリー小説(冗談www)。
    伊坂幸太郎であたりを引いた気がする。
    主人公は死神。死刑執行人でもあり7日間対象者を観察し、多くの場合は8日目に死ぬ。
    最後にできる一つの場面は今までの話しの集大成と言え、壮観。
    しかし、伊坂幸太郎の独特の文体とはまた違うので、重力ピエロ等が好きな人にはあまりお勧めしない。ほのぼの系小説(死神なのにwww)

  • まず、このタイトルに惹かれた。「死神の精度」いったい何のことなのだろう? と。読んでみると、これがまた、面白い。死神の「千葉」という男が主人公なのだが、この男の性格がまた面白い。無機質でそっけないのだけれど、冷徹な訳ではなく、むしろ飄々としてユーモアたっぷりなのだ。そのせいか、親しみが感じられ、そのシュールな発言に吹き出してしまうことも。全部で6話の短編集という形なのだが、前の話と後の話が微妙につながっていたりして、それがまたいい味をかもし出している。文章の書き方や構成も、短編推理小説的な色合いが濃厚なので、そういうのが好きな人は、きっとのこの本を楽しめるだろう。

  • とある人間の1週間を調査し、死ぬべきか、または死を見送るべきか判断を下す音楽好きの死神、千葉。彼が担当した6人の人間との残り1週間の人生の物語を集めた短編集。生死というテーマを扱いながらも、死神である千葉の浮き世離れした発言や行動に思わずクスッと笑わせてくれる。短編それぞれがバラバラの物語であるかのように見せながら、ラストで短編同士の繋がりが明かされる。『人間というのは、眩しい時と笑うとき、似た表情になる』んー、伊坂さんは時間や言葉の使い方のセンスが抜群だなぁと改めて感心してしまった。続編も期待!

  • 死神千葉のキャラクターが好きです♡
    本人は至って真面目なんだろうけど、そこが面白かったです。
    やっぱり、1番はじめの話が好き。
    浮力の方も読もうと思います。

  • とても読みやすかった。
    クスリとさせられた部分も多い。死んでしまうのはちょっとせつない。

  • 死神の浮力を先に読んでしまいましたが、特に困ることはなかったです。ヨカッタ。
    短編集ですが、一部連作っぽくなっています。
    基本的に死神・千葉さんが「可」「見送り」判定を真面目にするまでなはずなのですが、判定までかかれていないことも。どうせ「可」なのでしょうから。
    「死神の精度」と「旅路を死神」が好きだな。ちょっとした仕掛けがお話にあります。
    死神の話なのに爽やかな気分になるのは伊坂作品だからでしょう。おすすめ。

  • 続編「死神の浮力」を読む前に復習しておこうと思い、再読。

    読んだ本の内容はすぐ忘れてしまうので、今回も「こういうお話あったなぁ。でも、どんな内容だったっけ??」と思いながら読んでました。

    死神・千葉がやっぱりステキ!
    短編なんだけど、ビミョーに繋がってて、「この人、前のお話のあの人なんだ!!」と初めて読む感覚で、いろいろ発見がありました(^^;

    どのお話も余韻を残すカンジで終わってるんだけど、前向きな終わり方というか…多分、千葉は『可』にしちゃうんだけど、その死には意味があるんだなぁ。とか。
    意味って表現おかしいかもしれないけど。

    続編も期待!

  • 電車で読んでたら目的地に着いてもそのまま乗り過ごしそうになりました。久しぶりの感覚。短編集はすぐに読めちゃうのが逆に勿体無くて始めの方はゆっくり読み進めていたんですが、後半から特に私好みの展開の話が多くて一気読みしてしまいました。千葉さんはもちろんだけど、千葉さんの周りの人たちが面白すぎましたね…!森岡君が個人的に一番好きでした。皆それぞれ純粋だなぁ、と。

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