春秋名臣列伝

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163244402

感想・レビュー・書評

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  • 春秋戦国最高!

  • 中国の春秋時代の名臣について紹介している。
    一人ひとりの内容は薄く、それぞれのもととなる書物の記載事項も少ないことから筆者の推測も多くある。

  • 久しぶりの宮城谷昌光
    所y説じゃなかった!

  • 斉の恒公と管仲、晏子、子産と子皮、呉王闔閭と伍子胥・孫武、楚の季札などが印象に残りますが、宮城谷の小説のエッセンスという感じです。重耳、晏子、子産などの復習になりました。あまりにも似たような物語が多過ぎて消化不良もいいところです。やや講釈が多く、小説には及びません。

  • その名の通り、春秋時代に活躍した名臣たちの短編が収められている。
    扱われている人といえば、斉の管夷吾・秦の百里奚・鄭の国僑・斉の晏嬰・呉の伍員・呉の孫武を含む20人ほど。
    実力者が天下を経略する、霸者の時代の英雄たちである。錚々たるメンバーである。

  • 各話の登場人物の個性があまり分からなかった。

  • 中国は春秋時代の「名臣」と謳われる人物の生涯を追った本。様々な資料に載った逸話を述べながら、著者独自の推察も挟んでいる。あまり儒教よりでない点も良い。

  • 挿画/原田維夫
    「管仲」「子産」「孫子」等、宮城谷小説でおなじみの名臣から、衛の石サク、晋の郤缺、晏嬰、伍子胥などなど、中国紀元前春秋時代、20名の名臣列伝。
    宮城谷氏の春秋時代研究の成果、思い入れが伝わってきます。

  • 図書館から借りてきた。2008年12月11日読了。
    登場人物のつながりが把握できなかった。王侯に同じ名前が多すぎる。

  • 短編ひとつひとつが濃くて…

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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