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みんなの感想・レビュー・書評
初めて浅倉さんの作品を読みました。
読み終えて「四日間の奇蹟」の作者だと知りました。
読みやすく,さっぱりした感じがしました。
でも内容はとても深いと思います。
姉妹の物語です。
何かの本にもありました。
思い出っていうものは時が経てば経つほど,
きれいなものになっていくものだと。
特に遠くへ逝ってしまった人との思い出は,
楽しかったことばかりが残っていく。
妹がラジオのパーソナリティで毎回音楽を紹介していて,
その曲を実際に聴きながら読みたいと思いました。
あと,遺伝子の話も興味深かった。
全編通して涙目で読んでしまった本。それぞれ一生懸命生きてて、いろんなことを感じて、考えて、前に進もうと頑張っている。
人は皆同じ空のしたでつながっている。
雪深い町で育った桜庭菜穂子、和貴子姉妹。姉の菜穂子は地元の大学に進学し、そのまま大学の助手を、妹・和貴子は東京の大学を卒業後、故郷に戻り、ラジオ局でDJをしている。姉が中学時代に淡い想いを抱いていたクラスメート・樫村と和貴子が婚約したことを発端に二人の心の溝は広がっていったが―。雪国を舞台に姉妹の心の成長と和解を描いた感動の物語。
親を亡くして祖父母に育てられた年子の姉妹の物語。
姉・菜穂子の同級生でそれが自分で恋とも知らないまま東京の大学へ行ってしまった樫村宏樹。その彼が妹・和貴子の婚約者として再び現れた。
だがまもなく樫村は事故で死んでしまう。
彼が死ぬ間際に残した一言は和貴子にとって姉を憎まずにはいられないものだった。
しかし、数年後全ての誤解が解け―――。
読んでいて北緯四十三度の意味が分かった。
クライマックスのラジオのところが良かった!
早くに両親を亡くした姉妹の20代後半の頃の物語。 姉は大学に残り助手に、妹はラジオのDJに。 姉の元同級生であり、妹の婚約者だった男も不慮の事故で他界し、姉妹の間にはぎこちない空気が残る。 衝撃的な事故を経ているが、物語は淡々として静かに進む。 私も年子の二人姉妹なのだが、主人公姉妹の葛藤はよく書けていると思う。 2007/3/29 読了。
物語が雪景色に合っている。
静かにおりてきて、黒くなって、照らされて、溶けて
そしてまたおりてくるのかもしれない。
日本人にとって『雪』というのが切なさや悲しさみたいなものと
つながりやすいのは何故なのだろう。
姉と妹の心情の移り変わりを丁寧に描き、
最後のシーンで「良かった」と読者をホッとさせるような
雪降る街の暖かいお話。
姉と妹が男をめぐって溝ができてしまったなんて、浅倉さんっぽくない設定やなって思ったけれど、やっぱり浅倉さんは浅倉さん。問題の男はとうに事故により亡くなっており、べつに同時に姉妹と付き合っていたとかではなく、ただ、姉が昔好きだった男が、妹の婚約者になっていたっていう。姉と妹の間にやはり嫉妬が横たわるが、姉は妹を、妹は姉を求めていることが強く伝わってくる。だからこそ溝をなかなか埋められない二人の関係がもどかしい。このもどかしさって、歳が近い姉妹特有の持つものじゃないのかって思えたり。うちにも二歳離れた妹がいるからよくわかる。男にはわかんねーよなーって思うんだけど、浅倉さんは男性なわけで・・。姉妹の姉妹がいる人には読んでほしいと思う。しかし、妹の私情たっぷりのDJは果たして聞いてて楽しいのか?あまりラジオって聞かないからわからないけれど、こういうも普通なんでしょうか。
両親に先立たれ、大事な人をも亡くした姉妹の話。その大事な人こと樫村は、姉の菜穂子のかつての同級生で、妹の和貴子の婚約者であった。菜穂子は大学に残り助手を、和貴子ラジオのDJをしている。それぞれの暮らしがあまり心に残らないのは、二人の間にある溝やすれ違い、もっと大きな悲しみや怒りが、いつもどこかに眠っていたからだと思う。表紙に惹かれて手に取ったが、こんな綺麗なキラキラした物語ではなかった。でも「悲しくも美しい」そんな物語かな。<br><br>
『貴女はね、今勉強してるんです。感情というものを。』<br>
『連れてきてしまおうかと相談します。――彼らの世界に。だけどしなかったの。だから私たちは生きているの。』
幼い頃に両親を亡くし、
祖父母の下で育てられた姉妹。
数年後、姉は大学の研究室で、
妹はラジオのDJとして働いていた。
そして、妹は、姉の同級生であった男性と
恋に落ちたのだが、
彼は事故で死んでしまう。
彼が最後に残した言葉には、
愛する人への思いが込められていた。
果たして、彼が愛した人、それは?
お互いが、お互いを思うあまり、気持ちがうまく伝えられなくなってしまった姉妹。
本当は好きなのに、仲良くしたいのに、
姉妹が故の嫉妬や憎しみが抑えられない2人。。。
とても、男性が書いたとは思えない、姉妹の心の表現、
柔らかで、美しく、時には激しく、雪の結晶のように、キラキラ輝く。。。
まさに、神話といえそうな、物語で、涙がこぼれ落ちた。。。
えらいよかった。
この人の本は心があったまる。
図書館で「あ、まだこれ読んでない」と思って、借りて読んだら、凄いよかった。
相変わらず文章が上手くて綺麗。描く人も綺麗。
北国の街の姉妹の話。
話の中のラジオでかかる曲聴いてみたくなった。
ネーナで「ロックバルーンは99」
地味なストーリーかと思ってると、ラジオ放送の場面が途中途中で挟まれたりして飽きずに読めます。
浅倉卓弥の他のは確か、長い話が多かったから、初めて読む人は、これから読むのはありだと思います。
「姉が中学時代に淡い想いを抱いていたクラスメート・樫村と和貴子が婚約したことを発端に二人の心の溝は広がっていったが―。」
優しい話で、読んだあと温かい気持ちになれる。感動できる。
玉さんが気に入ったと言っていたのでここのコメントは玉さんに譲ろうと思っていたのですが、直筆サインをいただいてしまったので私が書く事にします。
作中にラジオ番組が出てくる為か、浅倉先生の作品のなかで一番多くの曲が出てくる本です。作中の曲が聞きたくなる事請け合いです!
本屋でこの本を見つけた瞬間から会計を終えて店から出るまでの間の記憶がないという、私の浅倉氏の作品好きを証明するようなエピソードのついている本でもあります(笑)。(梨花)
朝倉卓弥の小説。
雪国に住む姉妹達のすれちがった心が、少しづつ変化し、成長し、そして和解していく、あたたまるストーリー。
幼い頃の両親の死。そして妹の婚約者で姉の同級生だった人の死。二つの死を抱えた姉妹の関係を描いた物語。
年を重ねるごとに変化する姉妹の関係性の変化にすごく共感がもてました。
私にも妹がいるからでしょうか。姉妹って、本当に不思議な関係ですよ。 この感覚って、姉妹がいる人しかわからないんだろうなぁ。

姉妹の心の葛藤。最後にホロリと泣かされた。
作品の紹介
雪深い町で育った桜庭菜穂子、和貴子姉妹。姉の菜穂子は地元の大学に進学し、そのまま大学の助手を、妹・和貴子は東京の大学を卒業後、故郷に戻り、ラ...





