- Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163246901
感想・レビュー・書評
-
不穏な空気や予感を感じさせる描写が上手い。
読みながらずっと胸がざわざわとしていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画版を見て、原作者の名を見て、「これは原作の方が面白いだろう」と思って読んでみたら…その通りでした。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、本を読んでみると映画化にあたり、どうしてそんなふうにストーリーを変えたかなぁ、という感じ。
原作の持つ、重厚感、やるせなさ感。
「そうだよなぁ、そうなっちゃうよなぁ」という感じが(それがそのまま読後の充実感になるのですが)なくなちゃっています。
s先輩、本をお送りいただき、ありがとうございました。 -
ど直球だ!新本格だ!
-
あはは、これはミステリーの米澤穂信さんのリスペクトが詰まったお祭り作品。
Wiiにスマブラというゲームキャラ対抗バトルロイヤルがありますが、この作品は古今東西ミステリーの古典の『凶器・殺害手段』のバトルロイヤル。
果たして最強の凶器は何なのか?
ミステリーのお約束という縛りを現代でいかに再現するか?
直接の殺し合いではなく、必ず探偵、助手、依頼人と容疑者がでるにはどうすればいいのか?よく練られています。
あと、僧正殺人事件は確かに大弓でしたね、ボウガンではなく。 -
結城、須和名、安東、大迫、若菜、釜瀬、岩井、西野、関水、渕、真木、箱島
-
久しぶりにめっちゃ、面白かった!!
綾辻行人ばりの「変な館に閉じ込められて次々に殺人がぁぁぁぁ」ってノリ。
殺され方はさっぱりしているけど、謎解きがおおく、昔の名作ミステリーも使われ、とってもいい!!
一箇所誤植があったようだけど、それも「のちの伏線か??」と勘ぐってしまうほど、いろいろ丁寧に作られている。
この作者さんはもともと文章がキレイで好きなんだけど、これは今までにないパターンだわ。
表紙の絵がバカっぽくて敬遠していたけど、読んでよかった〜
題名の意味は未だに分からず。。。 とおもったら表紙に英語で書いてあった!! -
純粋に楽しかった
言葉も好き。
3時間くらいで読めるのでおすすめ -
ミステリー!結局彼女は何者!?