強運の持ち主

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著者 : 瀬尾まいこ
  • 文藝春秋 (2006年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163249001

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強運の持ち主の感想・レビュー・書評

  • 再読です。
    良いことはもちろん悪いことも、すぐ信じてしまうので、占いは苦手…。
    なので、朝の情報番組が占いコーナーになると、速攻でチャンネル変更(笑)

    小学生の堅二くんとお父さんの「ニベア」が一番好き♪。
    終わりが見えちゃう武田君も、いい味だったし、
    何度もチャレンジしては成果が出ない、女子高生のお相手も!

    瀬尾さんらしい、優しさの詰まったいいお話ではあったけれど…、
    ただひとつ、主人公の設定がう~ん…。
    強運の持ち主である男性を振り向かせるために、
    占いを駆使して奪ってしまうルイーズって…。
    いくらなんでもね…。
    いいかげんで、テキトーな占いをしているようでも、
    案外真剣に相談にのってあげるところは好感持てるのになぁ。
    (本当に通彦って強運の持ち主?)

    迷っている人の背中をぽんと押してくれる占い、
    でも、なんだかんだいって、みんな最後は自分で決めるんですよね。

  • 図書館の神様で、瀬尾ワールドに引き込まれました。
    忙しくて、わさわさした自分を落ち着かせてくれます。
    この本の中では、ちょっとせつなくて、くすっと笑えるニベアが好き。
    そういえば中学生の頃、占いの雑誌を(なんて本だったかなぁ?)真剣に読んでたな。自分に自信がなくて、いっぱい迷うことだらけで、ちょっと背中を押して欲しかったんだな。今でもたくさん迷うけど、占いに頼らなくなったのはどうしてだろう。

  • 朝活講座を受けて頂いた方から、面白いですよとおススメ頂いた本。
    (&先生は運についてどう思いますか?なんて楽しい宿題を頂いた)

    主人公は上司とのいざこざに面倒になり、割のいいバイトとして占いを始める。そのまま独立まで行ってしまうのだが、四柱生命とか最初はきちんと読んでいたのに、そのうち面倒なうえに直感で喋って前向きに押してあげた方が評判が良かったりして(笑)、そういう方向に。
    そこから色々な相談者の模様が織りなす短編集になるのだけれど、伏線というか無理矢理ゲットした強運の彼氏さんとのあれこれが一連で効いてて流れるように読めました。

    瀬尾さんはガッツリスピリチュアル否定派だよね、と思って主人公のルイーズ(芸名w)もそんな節があるように思うのだけど、強運の彼氏を無理矢理ゲットしていて、その感じをどう扱うのかなぁ、と思ってたら、人生の流れと占いってちぐはぐなんだなぁという感じになりったと思います。著者が狙ってなのかどうか分からないけど(笑

    個人的には、分かってて、「お父さんとお母さんどっちを選んだらいい?」と聞いてくる男の子の話が好きでした。子供って時にこういう一途さあるよね。

  • 占い師ルイーズ吉田さんが活躍?する短編4つ。

    ・お父さんとお母さんのどっちを選べばいいの?と真剣な相談をもちかける子供。
    ・ある男の人の気を引きたい、と考える高校生。
    ・終わりが見えてしまう男に自分の終わりを告げられてしまう。
    ・強運の持ち主が・・・。

    主人公が一緒の短編集って、瀬尾さんの良さもでている気がする。
    瀬尾さんにでてくる子供って、純真。生意気だったり、ずるかしこいところがあるけど子供らしいかわいさがある。

    ルイーズ吉田さんの続きが読みたいな。
    瀬尾さんの本って、読後感がいいですよね~

  • 面白かった!映画化希望★主人公を深津えりなんかどう?やっぱり竹内結子?不運なことがあっても、運はどうにだって変えられる、そんなメッセージを受け取りました♪

  • 後押しをする、占いって確かにそんな意味合いが強いかもしれない。最後に物事を決めるのは自分自身、周りには心強い人たちがいる。明日もがんばろうかなって元気がもらえた。

  • 元OL、ルイーズ吉田の仕事は占い師。
    もちろん本名ではない。

    吉田幸子などという一般的な名前では、なんだか信憑性が薄れるからだ。

    いかにそれらしく言葉を選び、振る舞うか。

    占いなんて結局、適当なことを言って人の背中を押してあげることが仕事なのだ。

    ***
    占い師、ルイーズ吉田の連作短編集。軽やかなタッチでさくっと読めて、ほっこり温かい気持ちになれます。
    日常のちょっとした幸せを感じられる、年齢性別問わずおすすめできるお話です。

  • 読んでいてとてもまったりしました。人の運命を変える占い師の主人公が人に接しているうちに自分も少しずつ変わっている様子がなんだか共感できました。ただ、私的にはもっと変化があってもいいかな、と思ったりもしましたが。読みやすくてあっさりした本でした。

  • 占い師の女の人の話。瀬尾さんの本は、あたたかくていいねぇ。(´ω`)

  • 最初からとても読みやすく、サクサク読めました。

    主人公の彼氏みたいな彼氏が欲しくなった(笑)

    いやでも、素直にそう思ったんだよなぁ~

    一番グッときたのは、主人公がおしまいの予言をされ、彼氏にそのことを打ち明けてからの二人の関係です!!

    なんだか羨ましくなってしまいました。

    占い云々というよりか、直感を大切にしようという気持ちになり、

    全体的にほっこりさせてもらいました。

  • なんとなく心があったかくなる一冊でした。

    占いとか、あまり信じないほうだけど、「ちょっとだけ背中を押すための」占いをしてくれるルイーズになら、ちょっと占って欲しいかな。

  • 直感の占い師と恋人ののんびりした感じや、不思議なことを占ってもらうお客さんたちの悩みを話す感じが凄くすき。
    笑ってしまうような文章で深刻そうな悩みを描いてあってさらりと読めた。
    すごくおすすめ!!

  • これまでに読んだ瀬尾さんの小説(「卵の緒」「天国まではまだ遠く」「幸福の食卓」)は登場人物がみんないい人な印象があったのですが、本作は割と世間慣れした要領の良い人が主人公という点が妙に新鮮に感じました。違う人が書いたんじゃないか?と一瞬思いつつも、変にリアリティのある”ご飯”の描写はやはり瀬尾先生らしいな、と。

    ただ本作は微妙にマズそうなご飯ばかりで…アボカドピラフなんてその極みで、想像しただけで吐き気が…。ただ唯一、天ぷらに昆布茶塩、というのは美味そうでありました。

  • ほんわかした文章を書く人だ、本当に。
    占い師と相談者のお話。占い師って胡散臭~って最初思ってたけど、結構まともなことを言ってるし考えてるし好感がもてる。占い師というより人生相談者という感じ。

  • ”ほわ~ん・・”とした幸せの丸いかたちが伝わってくるようで、なんか好き。
    本の画もなんか、合ってる。。。

    ニベア良い。

    読み終わるのがもったいないくらい。
    144にある、『誰かとどうでもいい事を話しながら少しだけ甘いものを食べる。冬ならではの穏やかな時間だ』 みたいな瀬尾さん独特の表現が好き
    p52~

    181春直前のほろ苦い野菜を口に入れながら…

    終わりはちょっと〜って、感じだったけど、
    でもそれ以外はいいし、
    占いよりも、直感だ、というのはなんだか納得できるんだよね。
    早く勘を研ぎ澄ませたい。

  • 入りが好きで読んでみました。
    占い師と言うより、相談所みたいな感じがします。
    身近な人よりも、全く知らない人の方が相談しやすいこともあるよな、と感じました。
    そういうと、占い師はネットの世界に似ている気がします。
    誰か知らない他人である分、今後の関係を気にしないでおける。
    しかもネットと違って占い師は相手の姿をみることができるし、話したことなので記録には残らない。お金はかかりますが。
    さて、感想ですが、一番好きな話は、ファミリーセンターです。
    振り向かせたい人のために占い師のアドバイスを聞き入れる女子高生の姿が、必死でそれでいて微笑ましい。
    全ての話に共通しますが、読後感のあたたかさでほっとできる1冊です。

  • 人のつながりのあたたかさとちょっとおかしな食べものたち。すべてはなるようになっているのです。気持ちの赴くままに。

  • 穏やかな空気の中、物語は流れる。
    占い師の主人公の元に訪れる人、想い、そういう出会いの中で、いろんな気づきがあって、変わっていく。
    読み終わって、しばらく自分も穏やかな空気の中で、穏やかに呼吸をしていた。

  • 物事の終わりが見えてしまうって、そんな能力あったら嫌だなぁ。。

    彼氏がのんびりしてて好きです。
    瀬尾さんの小説に出てくる男性は
    優しい人が多い。

    4つの中では少年の話が一番良かったかな、
    良いお父さんだなぁ。

    どうでもいいですが表紙の絵を描いているイラストレーターさんが好きなのでこのコラボはすごく嬉しかったです(*´Д`*)←

  • すごく好きってわけではないけど、瀬尾さんの本は読みやすくて、よく読んでいた。
    「強運の持ち主」は印象がよかった作品で、ブックオフで見つけてつい購入。占い師とか言いながら・・そんなの詐欺じゃん!って前は思ったけど、読み返すとこういうのもありかもなあって感じる。

    読みやすいしホコホコ系でお気に入り。

  • ずっと気になってた作家、瀬尾まいこ。
    初めて読みました。女性受けのよさそうな読みやすい作品です。
    主人公は占い師。私は占い師に占ってもらったことはありませんが、占いってこんなもんなのかなあと思いました。
    ときどき本気になって占いをする姿が笑える。

    おしまい予告のときの主人公がかわいかったです。

  • 瀬尾さん相変わらず好きです。

    適当な占いをして淡白なようでいて
    しっかり調べてあげる主人公が可愛い。

    占いより人間観察の上でのアドバイスが本人に効くというのは、
    占い好きとしては残念だけど、合っているんだろうと思う。


    結局、人は話を聴いてもらいたかったり、
    自分の中に答えはあっても少し後押しが欲しいんだろう。


    瀬尾さんの人間観察の目が好き。

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