RUN!RUN!RUN!

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著者 : 桂望実
  • 文藝春秋 (2006年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163254500

RUN!RUN!RUN!の感想・レビュー・書評

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  • 基本的にスポ根ものは読まないんだけど、たまたま読む機会があったので読み始めたら読みやすくて楽しめました。
    スポ根かと思えば遺伝子操作に話が飛んで、ミステリーとしても楽しめ、東野さんのような話の展開でしたね。
    孤高の男がある男に振り回されながらも少しずつなじみ始めて最後には仲間になって・・・と王道な展開だったけど、ウォーターボーイズやタンブリングのように青春ドラマ化して欲しいと思いました。

  • ランナーとしての才能をもって生まれた主人公、高校での目覚ましい活躍を経て大学の陸上部に入る、そこでも良い成績を出すが、兄が自殺し、自分の出生の秘密を知ってしまい、悩む主人公。

    スポーツ選手として生きていくことの厳しさのイメージが膨らむ。主人公とは対照的な、才能はあまり無いが、人がよく面倒見がよい知人に支えられ、支える立場になることで、人生で早く走ることより大切な事に気付く。
    スポーツ物としては、主人公は走らず、自分より劣っている物のサポートをする事で成長していくと言う変わった毛色を持つ作品。自分の信じていた道に疑問を持ったときに、また別の道を探すというのは難しい事だが、ラストも良かったな。

  • 読むのに時間をかけすぎたからか
    馬なのか人間の事なのか途中あやふやになる場面あり;;
    最後優の訊けない疑問はちょっと答えを知るのが怖い。

  • 箱根駅伝、マラソンの話、と帯に書いてあったので、スポ根ものかと思い、読み始めたら意外な結末に。

    最初の方の嫌になるくらいのブランド物の名前ばっかり、には読むのをやめようかと思ったけど、遺伝子操作と言うある意味、自分の子供をブランド化してしまった親・家庭を表してたんだなと。

    徐々に優の不器用さが見えてくる内に、今の日本ではありえない(だろう)状況にある優に共感できた。

  • 「才能だけで勝てるのは小学生までだな。後は努力しかない」
    ー小松


    岡崎の自信はある意味すごい。笑
    可愛げあるのは中学生までかな。

  •  走っている時の描写が目に見えてくるよう。
     チームメートたちによって変化していく主人公の様子はよくわかるのだけれど、結局親子に関するテーマの回収が中途半端な気がして、すっきりしない。兄のことも。

  • 図書館にて。以前読んだことがあったが最近自分も走ってるので思い出して再読。3分の1ほどで物語の結論は出る。その後はどうしよう、どうしようとひたすら迷う主人公。
    コーチ、フレンドリーすぎないか?でも出てくる人たちは基本みんないい人。箱根を走るようなランナーはすごいトレーニングをしてるんだなぁってこれ読んでからちょっと箱根を見る目が変わったかも。
    兄はなぜ遺伝子のことを知ったのか、本当にそれで自殺したのか、両親が遺伝子操作をするに至った気持ち、法には触れないのかなど、もっと丁寧に説明があると良かったが、この人の本はテンポ良く読めて好き。

  • 普通の熱血友情スポ根かと思いきや、遺伝子操作で優れた人間を生み出す事への警鐘のような部分があり意外でした。もし親の理想通りの人間として生を受けたら、道を踏み外した瞬間に愛情は無くなってしまうんでしょうか?いつか生命の選別が始まるときが来るんだと思うとゾッとします。
    あ、でもちゃんと友情スポ根も含まれています。

  • 箱根駅伝を足掛かりにオリンピックのマラソンで金メダルをとることを目指す才能あるアスリートが主人公。
    主人公は傲慢で嫌なヤツだけど、私が主人公に嫌悪感を抱かなかったのは、キチンと努力している描写があったからかな。

    私は特に駅伝ファンじゃないけど、お正月のテレビで何気なく見ているだけで、いつも熱い気持ちになるので、本の中の箱根駅伝のトコロでは電車の中で読んでたにも関わらず、泣けて大変だった。
    そのわりにあっさり箱根駅伝の話は終わってしまったけど。

    監督の箱根駅伝の前の言葉、勝ち癖の話はなるほどな、と感心した。影の薄い監督ではあったが、なかなかいいことを言いよる。

    スカッと爽快!な終わりかたではなかったけど、個人的には余韻の残るいい本だったと思います。

  • 知らない作者さんだったけど、図書館の中・高生向けの棚で見かけて陸上関係っぽかったので借りてみた。(中・高生の皆さんごめんなさい)
    予想してたのと違う内容で、重かったけど救いがないわけではないので良かった。一気に読ませてもらった。
    お金あるとろくなことしないものなのね。考えたこともなかった。

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