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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163260907
感想・レビュー・書評
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小岐須雅之さんの表紙でジャケ借り。一気に読めました。華やかな表の裏にある荒廃した感情と、いつかは終わりへ向かう時代。平凡というのは素晴らしい事なのだと思う。
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なんとも凄絶に堕ちていく女「ローザ」の一生を描いた物語で、ある意味「夢を与える」とよく似ているんだけど、人の描き方は海月の方が綿矢より一枚も二枚も上手。読後感がいいとは全く言えないんだけど、とても切なくて、それが逆に清々しい。