犬と私の10の約束

著者 :
  • 文藝春秋
3.79
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本棚登録 : 950
感想 : 218
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163261706

作品紹介・あらすじ

あかりが12歳のとき、子犬のソックスがやってきた。亡くなった母とかわしたあの約束を、はたして、あかりは守れるのか…。

感想・レビュー・書評

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  • 始めは犬に対する主人公や父親の無責任さにちょっと読み続けるのが嫌になってしまったり。
    途中もイラッとしてしまったりしたけれども。
    犬の10戒、犬との約束は本当に心に響く。
    家族として一緒に生きて、思い出を作って出会えた事に感謝する存在。
    この本を読んで改めて犬との生活を大切にしたいと思う。

  • 川口氏は「クィール」の作者でもあります。

    登場する犬「ソックス」は本当に純粋で、感動します。
    犬は生活のパートナーだとあらてめて思いました。

    世の中にはそんな動物たちの命を粗末にしたり、飼育を放棄したりする人がいます。
    (今の世の中 動物だけでなく、人間の子供にも虐待する人もいますが・・・)

    それに対し そんな犬たちをできるだけ、里親に出せるようにボランティアをしている人もいるのに・・。。

    この本が春に映画化されるみたいです。
    本も映画も多くの人に読まれるといいなぁ と思いました。

  • え~と、ゴメンナサイ。
    何がいいのかよく分かりませんでした…

    犬派か、猫派かと聞かれれば猫派だけどそういった訳じゃなくどうにも受け入れられない内容で。
    映画化され(ではなく映画のノベライズ作品かな?)ロケに縁あってちょっと読んでみたんだけど。

    たぶんコレ、映画だといい映画なのかも知れない。動物の演技にもよるけど。
    ただこの本だけでは私はまったく良さが分からなかった。


    以下今までになく辛口感想だと思うので嫌な人はスルーしてね。
    たぶん感動した方もたくさんいるだろうし映画も見てないくせにって思われる方もいるかも知れないので。


    犬と~と言うより動物を飼う上での10の約束は分かる。
    たまに守れないのも仕方ないかと思う。
    ただこの本のソックスの飼い主のあかりは家族だから~なんて言いながら結局はペットとして見ていると思う。
    転勤先で犬が飼えないから友達に預けたり(これはまぁ仕方ないかとは思うけど、それにしても数ヶ月とはひどいかと…)
    彼氏や自分事で忙しくなったら構うことを忘れはたと気付いて構い直してみたり。
    ソックスがなくなるときに約束を思い出して泣いたって遅いよ!
    最初にお母さんがもらってきた時点で逃げてしまってから探してないの?ってつい突っ込んじゃったくらい…
    病気で倒れてしまったのは責めないけれど目が覚めた時点で誰かに伝えて探そうよ…
    ソレを運命の出会いなんて…
    この本通りの映画だったらソックスの姿に痛々しさを覚えそう。でもいつか映画観てみよう(笑)



    辛口感想だけどソックスにとっては幸せだったのかな?だといいな~。
    映画を見て感想がまるで変わるかも知れない。
    もしそうだったとしたらこの本をノベライズ化したのはあまり良くなかったのかも…私のように本だけでいい印象を持てなかった人いるんじゃないかなぁ。
    いや、私がひねくれてるだけかも知れないけど


    本には写真がたくさん出てくるんだけどあかりの友達の侑子の飼ってる犬(名前は彼氏が変わるたびに変わる/笑)が愛嬌があってかわいい♪

  • 人と動物とのつながりの大事さを痛感できる本
    主人公が自身の愛犬ソックスと交わした10の約束とは?
    「だってこのあいだまで子犬だったじゃない・・・」、涙もろい自分としてはどんだけ泣かす気なのかと(笑)
    死ぬときは必ずそばに居てほしい、とか「つながり」を強調しています。

  • 犬を飼うときの10この約束。
    本当にその通りだなーって思った。

  • 1.9

  • 簡単に読める本でした。

    去年向かい入れたワンコはあと10年くらいしか生きられない。そしてワンコには私しかいない。
    犬との十戒はホントタメになる。

  • 愛知大学図書館のOPAC
    https://libopac.aichi-u.ac.jp/iwjs0012opc/BB00796032

    〇SUPPORTER'S SELLECTION
    犬を飼うときには、10の約束をしなければいけません。
    あかりの家に迷い込んできた子犬ソックスは、あかりにとってかけがえのない存在になっていきます。亡くなる直前の母親からあかりは10の約束を教わりましたが、あか
    りが成長して恋や将来の目標に夢中になるにつれて、段々とソックスの存在を邪魔に思い、次第に心が離れていきます。果たしてあかりは10の約束を守れるのか…。命の尊さを再確認できるあたたかい本です。

  • 10の約束読んだだけで
    もう泣けた

  • 映画にもなりました。ソックス君は泣けます

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著者プロフィール

早稲田大学第一文学部卒。脚本家・作家・映画プロデューサー。著書に『子ぎつねヘレン』『犬と私の10の約束』など。

「2018年 『山猫クー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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