荒野

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 394
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  • Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163270401

感想・レビュー・書評

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  • 良かった
    荒野って女の子
    容子さんもね

  • 全体的に簡単な言葉で、短文で書いてある
    ユウヤのキャラ微妙…かっこいいの、か?私はときめかなかった

  • 少女だった荒野の中学高校時代。

    女性の影が絶えない恋愛小説家の父。
    家政婦として家にいてくれた奈々子さん。

    平和だったお屋敷に、奈々子さんが去り、予期せぬ父の再婚で、同級生の神無月親子と同居することになった。

    家事が完璧で、荒野の戸惑いにも屈せずに過ごす蓉子さん。
    秀才で荒野を求めてアメリカ留学することになった悠也。

    体の変化には鈍感だけど、心の変化には敏感で、いつまでも子供だと思っていた荒野の揺れる気持ち。

    なんだ、悠也が実はヤバイ奴で荒野を陥れるもっとドロドロしい展開だと思っていたのに、普通だった。
    鎌倉行きたい)^o^(

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“文壇レシピ”で登場。
    http://harajukubookcafe.com/archives/602

    本の中に登場するあの美味しそうな一品を
    実際に再現してみよう!というこのコーナー。

    第67回目に紹介されたのは、桜庭一樹さんの「荒野」に登場する『バナナのムースとバニラアイスクリーム』。

    ―ふわふわのおおきなムースケーキと、たっぷりのつめたいバニラアイスクリーム。
    蓉子さんはフォークで、荒野はスプーンで、ケーキとアイスの山を雄々しく崩していく。


    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • とっても健やかな話。毒も栄養。鐘ちゃんはどんな女になるだろうか。。

  • コミュニティ政策学科 4年 荒城の月さん

    小説家の娘である主人公が、中学生から高校生へと成長していく姿と共に、彼女を取り巻く家族や友人たちの変化が描かれている。思春期の友情や恋愛が色鮮やかに書かれていて、どこか懐かしく、少し甘酸っぱくなる内容です。

    資料ID:W0179182
    請求記号:913.6||Sa 46
    配架場所:本館1F電動書架C

  • 大好きな桜庭一樹さんの本を読みました。すごく魅力的な少女のお話。家庭は複雑だけど、あんなにまっすぐなのはきっと愛されているという自信があるからだと密かに思っている私は、あの中の女のひとりなのだろうか?

  • 子供から少しずつ大人に近付いていく思春期のお話ですが、なんか純粋すぎてつまんない。どろどろしたものから遠ざかろうとする子がヒロインだから仕方ないんだろうけど。お父さんを中心とした、周りの人間関係なんかは複雑で面白いんだけど。

  • 2014/8/2

  • 桜庭一樹の女の子の一人称作品はどれも最高!
    荒野の恋物語を軸に、黒猫ちゃんこと荒野の様々な人たちの触れ合いが思春期らしく描かれている。
    超おもしろかった。
    恋のほろ苦さがぎゅっと詰まってる。
    荒野のキャラはもちろん、登場人物全員のキャラも魅力的。
    私は荒野と友達になりたいな。
    誰かに勧めたい作品。

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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