- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163278308
感想・レビュー・書評
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ちょっと前に読み終えたものの。もう忘れてしまいました…ただ、森絵都さんの短編集はすらすら読めて面白いので好きです。
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短編、読みやすい。
難民キャンプの話しもあり。 -
初読
11編の超短編集。
今まで読んだ森絵都作品の中ではイマイチだったかな・・・。
特に「ハチの巣退治」あたりまでエンジンかからなかった。
『ドバイ@建設中』
の「てめえ水から上がってなにキュウリ食ってんだよ」には本当に噴いたw
『パパイヤと五家宝』
の二つが好き。
『あの角を過ぎたところに』
は、そっちなんだ!というオチに少々ビックリ。 -
寝る前に一編ずつ読むとちょうどいい長さの短編集。
様々な背景の物語がごっちゃ煮風に詰まっているが、共通点として、ふっと肩の力が抜ける小さな幸福感をもたらしてくれる。それで、寝つきが良くなりそうなのだ。
一番好きなのは、「夏の森」。
百円ショップでかったカブトムシから、少女時代の思い出を徐々に思い出していく。大人になって初めてあっと合点がいき、少ししょっぱい思いにさせられる。そんな顛末が面白い。
アットホームな最後の場面も、実はそれだけでは人生終わらないかもよ、と主人公は心の中で思っているだろう。
うまいなあ、と思う。 -
図書館で借りた
11の話が収められた短編集。
舞台は日本だったり海外だったりするが、どれもそこに生きている人たちの「日常」を切り取ったような内容になっている。
自分には馴染みのない風景であっても、それを日常としている人も世界の何処かにはいるのだな、と思わされる。
切り取られた風景も、可笑しくて、でもよくありそうな、そんな場面が多くて、苦笑いしそうなんだけれど爽快な感じもする。
それぞれが短くて読みやすいので、引き込まれてあっという間に読み終えてしまった。 -
日常の何気ない出来事の短編集。
普通なら見過ごしてしまうような日々の生活の中に、ちょっとしたきらめきがある、そんな感じの読後感。 -
「ハチの巣退治」がすき。最後の短編は、よくわからなかったけど、あとは面白かった。素敵。
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日常での事件までいかない、
日常の出来事を描いた短篇集。
人間、歳をとっても大人と言われる年齢でも
おバカなところが当たり前のようにあって、
多かれ少なかれ、楽しいことも悲しいこともあり、
そんな描写が共感できて笑えました。
読んでいてほっこりする世界観。
平和だな〜って、嬉しくなる。
『銀座か、あるいは新宿か』
まるで自分の旧友との飲み会のよう。
『ハチの巣退治』
アメリカのドラマを観ているような
登場人物達のいい意味でいい加減な会話が楽しい。
『パパイヤと五家宝』
主人公の一人遊び?とオチにやられました。
『二人姉妹』
くだらないけど、愛おしい絆ってある。
あげるとけっこう、心にしみてる
話が多かったな〜。