- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163278308
感想・レビュー・書評
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『銀座か、あるいは新宿か』
なんか、ありがちな光景で笑った。
女同士もいいよね。
男同士とは違う友情?
『ハチの巣退治』
何度も書き直す手紙に
笑ってしまった。
最後のジョーの
可愛いしたたかさにも。
『二人姉妹』
兄弟とか姉妹の本質を
突いてる気がする。
不思議よね。
なぁんか、深いところとゆうか
繋がってるんよねぇ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「オール読み物」に2007年に初出となっている11編の短編集。
ちょっとした出来事などをきっかけとした、気持ちの変化や整理などをさわやかな感じで描写されている。
短編集なのでさらっと読めるが、なんかあまり印象にも残らなかったので、星2つです。 -
ふとした日常の切り取りが本当に見事。表題だったり、銀座新宿論争だったり、不意に『あぁ、そういうことあるよね、あったよね』と思わせるものだった。
後半は日常はそのままに、舞台を海外に移したものが何編かあるんだけど、海外経験の少ない僕にはピンと来なかった部分もあり。豊富な経験があった方が、解釈の曖昧さを楽しめただろうな、と感じる。 -
色々な人間の人生の機微を切り取った短編集。この読後感、余韻・・・大好きです。特に『ドバイ@建設中』は何度読んでも最後ちょっとホロリときちゃう。
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くすっと笑ってしまう、おちゃらけたお話が好き。
「銀座か、あるいは新宿か」と「パパイヤと五家宝」、面白かった。
「彼らが失ったものと失わなかったもの」の夫婦が素敵。 -
日常の小さなことを小説に昇華していて、これだけのことをこんなに書けるのか、と尊敬する。
ただ立場が全然違う主人公が多くて共感は出来なかったものが多かったかな。
森さんらしい穏やかな筆致がスッと読みやすい。
パンチには欠けるが。 -
ちょっと面白い、ほほえましい、くすぐったいような短編を集めた作品。
オチがわかりづらく、私には少し楽しさが欠けた。
銀座か新宿論争の話は好きではあるものの。
森絵都さんの良さは、何回もじっくり読んで感じてゆくものなんだと思うので、またいつか読みなおそう。 -
するりするりと流れる日常のひとこまを優しい視線でさらりさらりと書き綴られた11作品が収録
大きな事件が、震えるほどの感動が、起きるわけでは 無い。でも浸透してゆく余韻。
大きく何かを訴えるようなものではないし、社会に向けて問題提起しているわけではない本は私には深く残らないのだけれど、公園や家事の合間にゆるゆると読むにはいい作品だろうと思った。 -
2011 9/26