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- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163279107
感想・レビュー・書評
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h21.07.23
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短編の主人公がそれぞれ前の編とつながりがあって、立場を違えてちょっとずつ話しが動いていきます。こういう仕事が本当にあったのかしら?好きなのは植木屋の娘の話。
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吉原を舞台にした連作短編集。花魁ではなく周囲の職業(創作も混じるようですが)に関わる人々の物語。話題になった『吉原手引草』に通じるものがありますが、こちらは人と人との繋がり、情が主軸になっているようです。最初と最後の話がぐるりと繋がった構成も魅力的。本書が初の単行本とのこと、今後がとても楽しみな作家さんです。