三匹のおっさん

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著者 : 有川浩
  • 文藝春秋 (2009年3月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163280004

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三匹のおっさんの感想・レビュー・書評

  • 正直私は、
    タイトルがその内容を示唆しすぎている類の本は
    あまり好まないのだが、
    まだ未読の『有川浩』さん。

    (一冊くらい読んでみようかな?)と、手にとってみた。

    そして、
    想像通りその内容は、

    正義の剣を振りかざし(木刀)
    完膚なきまでに敵を叩きのめし(柔道技で)
    悪を(感電)ノックアウトさせる、という正義のおっさん達の物語、

    ではあったのだが、
    ひとつ、予想が大きく外れていたのは、
    このおっさん達のキャラ。

    (どうせ、二次元のヒーローだし)

    と、パタンと本を閉じた後、あっという間に消えてく類の人達じゃなかった。

    (また、会いたいな~)
    まるで、正月久々に会えるのが、超楽しみな親戚のおじさん♪
    くらいにUPしてしまったこの親近感!

    これぞ、著者がもつ『仲人力』の強さ、とでも言おうか?(違うか)

    著者の他の作品も、ぜひ読んでみたい、と思った。

  • 「則夫・エレクトリカルパレーーーーードッ!」のセリフと
    第二話ラストに描かれた
    エレクトリカルパレード発動1秒前のイラストが
    読んだが最後、頭から離れない!

    アミューズメントパークを根城に荒稼ぎするチンピラ。
    女の子を続けざまに狙う野獣のような痴漢野郎。
    主婦の純情を踏みにじる初恋詐欺師。
    飼育係が懸命に世話をするカモに血も涙もない虐待をする犯人。
    写真をネタに世間知らずの女子高生を脅迫する男。
    老人の孤独に付け入って大金を搾り取る催眠商法。

    そんな不埒な奴らを迎え撃つ、
    還暦を迎えたキヨ、シゲ、ノリ達「三匹のおっさん」の、
    イケメン戦隊も顔負けのカッコよさ!

    敬遠してた祖父のキヨの活躍に感化されて
    三匹に協力したくてたまらない風情の孫の祐希と
    一見ひ弱そうなのに、コートの中に
    名状しがたい凶悪な武器を隠し持つ、
    実は一番危険なおっさん ノリの娘である早苗との
    もどかしくも初々しい恋の経緯も見逃せません♪

    シゲは、『三匹の悪ガキ』のなれの果ての『三匹のおっさん』
    なんて言っていたけれど、とんでもない!

    『三匹の悪ガキ』は、すくすくと育ち、
    社会の荒波に揉まれ、経験値をたくさん積んで
    『三匹のおっさん』に進化したのです!!!

  • 「三匹の悪ガキ」と呼ばれていたおっさんが、還暦を迎えた今、「町内見回り自警団」をはじめる。
    剣道の達人キヨ、柔道の達人で居酒屋の元店主シゲ、
    一番小柄だが、三匹の中で一番危ないとうわさされるノリ。

    爽快ハチャメチャで読んでて楽しい!

    内容も、現代が抱える問題をかっこよく切り捨てていく!!

    ああ、読んでいて楽しいし、「三匹のおっさん」の中に入らせてもらっているような気分♪

    そして、キヨの孫・祐希とノリの愛娘・早苗の「恋」も可愛らしくてキュンとする。

    さすが、有川さんだ・・・と感心させられる一面も。

  • 御近所の悪に立ち向かう、おっさん達の活躍が、たいへん小気味いいです。
    すっきりしたい時に、おすすめです。

  •  タイトルと表紙のイラストで「ん?」とちょっと構えた。(笑)
    読んでみれば、”おっさん”たちのセリフが堂上と小牧にかぶる!
    ”おっさん”たちだというリアル感もうすいし、
    ちょっとときめいたりなんかして・・・。
    孫の祐希もいい存在感。
    期待の甘さもあり、おもしろかった一冊。

  • 元「三匹の悪ガキ」が仲良く還暦を迎えた。
    元ゼネコン勤務・剣道の達人キヨ、柔道の達人で居酒屋「酔いどれ鯨」の元店主シゲ、そして3人の中では一番小柄ながらある意味一番危険なノリ。「三匹のおっさん」は暇と体力を持て余し、ご町内の自警団をこっそり結成する。

    そこにキヨの「素直じゃない」DNAを色濃く受け継いだ孫の祐希や、ノリの愛娘早苗もいつの間にやら取り込まれ、もう・・・

    だ・れ・か「おじいさんと呼ばないで」
    だ・れ・か「赤いちゃんちゃんこを着せないで」
    だ・れ・か「ロマンチック・と・め・て」状態である。

    どのおっさんも素敵でほほえましくってかっこいい。
    おっさん、最高!

    巻末に故・児玉清さんのラジオトークが収録されていて、児玉さんもこの本が大好きだったのが良く分かる。

  • あまりの面白さに一気読み(笑)休みで良かったよ。登場人物みんなキャラクターが( ・∀・)イイ! 多少むちゃくちゃだけど腕っぷしも強くて頭も良くて度胸もすわってる三匹のおっさんにもっとやれ〜と声援を送りたくなるような作品。

  • 【軽快・痛快なストーリー】
    大人のライトノベル、というイメージの強い有川さんの作品ですが、
    この本は主人公らの年齢がシニア層のため、むず痒くなるようなラブコメ要素はあまり高くありません。
    (そこがまた良い!!)

    ちょっとラブコメを読みたい気分ではなかった私としては、なんだかほっとしたというか、
    ちょうどいい具合の本だったなぁ、と思いました。

    3人のうち、キヨさんとノリさんにスポットライトがあたりがちだなと
    少々思いましたが、孫たちのことを考えるとまぁ仕方がないのかなと。
    シゲさんには申し訳ないですが、少し影が薄かった気がしました。
    (ズッコケ3人組のように、3人が主人公…というのは、大人になってからでは難しいのでしょうかね。
    まぁ、ズッコケ…を読んだのも15年以上前で、ストーリーはほぼ覚えていないに等しいのですが…)

    細かいことを抜きにすれば、とても面白い1冊でした。
    レイプ事件とかもありましたが、そこさえOKであれば、
    子供や低年齢層でも楽しく読める本だと思います。

  • いやぁ!久々に腹の底から「おもしろい!!」と思える本に出会えた!

    年寄りメインに据えるとかマジかwwと思ってたが…
    侮っていた!やっぱり年寄りが元気に立ち回っているのを見るとコッチもワクワクしたり楽しくなったりするね!

    昨今のいただけない事件や問題を、これからもばっさばっさと切り捨てて、頭の弱い可哀想な馬鹿者たちに喝を入れていって欲しいもんだわ!

  • すらすら読める上におっさんたちのアクティブさが気持ちよく、ほろりと来るところもあり、さすがの有川浩さんだと思いました。

  • 「何か面白い本ありませんか?」と聞かれたときにお薦めする本の中の1冊です。
    定年退職後のおじさん三人のちょっとハチャメチャストーリー。

    正義感あふれた三人のおじさんが、地域で自警団を結成。
    剣道の達人キヨ、柔道家で居酒屋を経営する(今は息子夫婦に譲っている)シゲ、機械をいじらせたら無敵の頭脳派で工場経営者のノリ、この三人がご近所の事件を解決。
    詐欺に痴漢に動物虐待。知恵と武器と武術を使って悪を斬る!
    そこに高校生男女のかわいいラブストーリーもからませた、高校生にぜひとも読んでもらいたい本の1冊。

    分類 913/ア

  • 三匹のおっさんという、存在感のある題名に惹かれて、
    借りました!
    有川浩さんの描く世界が、情景が読者にすぐ想像しやすいような内容になっていますので小説の中でも分厚い本ですが、
    すぐ全部を読めます!

    おっさんって言って、若者は馬鹿にする傾向があるけれども
    実はおっさんってめっちゃかっこいいじゃないか!!
    って思いました。
    おっさんはおっさんらしく、若者は若者らしく、年長者に頼れという場面がかっこいい!!!
    時代にそぐわなくたって、周りとか考えてどんなに常識外れでも
    自分の信じるとおりに、進めばいいというメッセージが強い本です。

  • おもしろくて夢中になって読んでしまいました。
    読んでない人にはぜひオススメしたい一冊!
    とにかく「3匹」がかっこよすぎます。
    こんな歳になっても仲良くいられる3匹って素敵。

  • 久しぶりに面白いものを読んだ気がする。
    私たちが生きてる身近な問題を取り上げて、三匹のおっさんが解決していく。それが、読んでいる自分もハラハラさせられたり、考えさせらることもたくさんありました。

    これからの三匹のおっさんに期待しつつ、祐希くんと早苗ちゃんの恋の行方も気になるところ(*´∇`*)

  • 還暦の「おっさん」の家族の物語から始まる短編5話。
    最初の話は、三世代を描写していた。

    途中から、祖父と孫が中心になり、祖父の2人の友人との三人組と、そのうちの一人の娘が、孫と仲良くなる。

    還暦近辺の3人と高校生の2人の5人の物語へと転換する。
    奇妙な取り合わせで,ご近所の騒動を解決していく。
    推理小説の要素が入る。

    話題がうまく続けば,どこまでも続けられるかもしれない。

  • 自分の両親も、この三匹と同世代。
    なのに、全然違う気がするのはなぜだろう。
    口は悪いけど、祐希、好きだなぁ。

  • <ふたたび>の方を先に読んじゃったんだけど、シリーズ最初の方が面白い。おっさん、とタイトルにしながら清一とか60歳より年くった書き方だなーと若干気になるけど・・・。

  • 愉快痛快3人のおっさんの世直し物語.

  • こないだふたたびを読み、ボーナストラックの『潤子ちゃん』が誰かを知るために再読。イメージ変わり過ぎ…。潤子ちゃん、全然好きになれないわー。本編?は変わらず面白かった。そうだったそうだった、と思いながら読む。ほんと、爽快。面白かった。

  • ふふふ。
    思わず笑ってしまう、爽快さ。
    3匹のおっさんの勧善懲悪さ。正義感に燃え、それでいてでしゃばらないカッコよさ。
    (扉絵とイラストのぶっ飛び具合も面白かった。)
    エレクトリカルパレード!!!

    私的には、イマドキっぽい祐希の、実は地に足着いた冷静な性格と早苗との仄かな恋が萌えポイントだった。
    やっぱり有川さんといえばラブ要素がないとね。

    続編も図書館予約中。早く読みたいなぁ。

  • 還暦はまだまだじいさんじゃない。
    『おっさんと呼べ』というのが強がりじゃなくてハマるってのがすごい。
    キヨの娘溺愛っぷり(もちろんちゃんと理由がある)と
    祐希のさり気ないイケメンっぷり(外見ではなく)が
    いい味を出してたように思います。
    個人的には孫ふたりにだいぶキュンキュンしながら読みました(笑)。

  • 気持ちよく読み終えられた。
    還暦を迎えた3人の「おっさん」が街の平和を守るため奔走するお話。
    剣道、柔道、メカそれぞれの達人が特技を活かし事件を解決する。
    孫にファッションチェックを受けながらお洒落に目覚めたり、何だかイキイキとしていく3人が素敵。
    「じじぃじゃねえ、おっさんと呼べ」
    うん、まだまだ老人ではないね。

  • 最近は”ちょい悪おやじ”との表現もあるようにおじさんも脚光を浴びる存在でもありえます。ここに登場するのは悪ガキ時代からつるんでいた三人の還暦を超えたおっさんたちです。見た目はともかく颯爽と活躍する三人のおじさんが登場します。さて彼らは何を企んだのでしょうか。
    ど~この誰かは知らないけれど・・誰もがみんな知っている・・・のフレーズの月光仮面のような昔のヒーローを思い出す勧善懲悪の世界が繰り広げられます。ご町内の安全を自主的に引き受けた彼らの前に事件は次々に起こり、仕事は多岐に渡ります。
    三匹のおっさんたちとそれぞれの家族のつながりも、よくありがちな家族関係を象徴的に取り上げています。今どきの若者として描かれるおっさんの孫の祐希が初めの印象に反して?まともに行動し、家族間の接着材的役目をするのはテレビドラマパターンといえます。
    それにしても、この小説の作者の有川浩さんはこの本を読み終わるまでてっきり男性だと勘違いしていました。それが本の最終頁の作者紹介でええ!・・女王・・オンナ!とは・・思いませんでした。
    この本の筋でも性犯罪未遂の被害者の女子高校生が、いくらなんでもそんな事件にあって、すぐ男性と仲良くならないでしょう!・・と作者が男性だからねえと違和感を覚えた場面があったからです。
    ともかく、60歳で還暦だからとお祝いする感覚はいまや完全にずれているというのは事実ですね。

  • あ~~~~~~~


    さすが有川浩さん!!!!!


    むっちゃ尊敬するわ!!!!

    清一の奥さん、むっちゃ辛口やン!!!!


    でも、むっちゃスキ!!!!


    ゆうきと清一の目そっくり!!!!

  • うん、愉快痛快です。
    説教臭くもなく、現代の問題もちゃんと扱ってるしね。
    そういう意味ではIWGPとかにも通じるかも。

    それに主人公がアラ還ってのも新しい!!
    たしかに今の60歳は若いよね。

    ぐいぐい読めて爽快だしほっこりもできる。いい本でした。

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三匹のおっさんの作品紹介

「三匹のおっさん」とは…定年退職後、近所のゲーセンに再就職した剣道の達人キヨ。柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲ。機械をいじらせたら無敵の頭脳派、工場経営者ノリ。孫と娘の高校生コンビも手伝って、詐欺に痴漢に動物虐待…身近な悪を成敗。

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