独居45

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著者 : 吉村萬壱
  • 文藝春秋 (2009年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163281803

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独居45の感想・レビュー・書評

  • 読了直後に書こうとした感想は「『Nルウェイの森』よりよっぽど健全な文学作品!」云々、支離滅裂になったので、日を置いて心落ち着けてσ(^-^;)
    『ボラード病』でやめておけばよかった!
    これ読んだ時点で、作者さんに屈服させられたでしょうよ(笑)。
    すりガラスのモチーフが繰り返し描写されたり、ミニバンが登場したり…坂下宙ぅ吉は…ゼッタイ吉村さんご自身ですよね??
    トキコだかトミコだか忘れたけど、なんだか羨ましくなっちゃった私が恥ずかしいー!
    おぞましくて早く読み終えたかったのに、何この爽快な読後感(笑)。
    ボラードといい独居といい、どうなってんだ海塚市〜┐(´ー`)┌
    もーうヤダヤダ。こんな自分に正直すぎる作品いやだー(*^-゜)b
    『巨女』を読める精根は尽き果てました…今のところ^^;
    一旦美しき現実に戻って、出直してきます!

  • 最終的には町が壊滅するくらいの悲惨なラストを予想していたのですが、作品中の見せ場ともいえる事件後も特に変化はなく、煮え切らないままジメジメ陰鬱な気配が漂い続ける、そういう嫌な感じ。
    これでもかという位の破壊があれば、ある意味これでおしまい、これ以上はない、という安心も生まれるのですが、それすらも描いてくれないのがすごい。「稲瀬一戸建ては今日もむっつりと黙り込んでいる」で終わる。
    作家と作家志望者がどのような経緯を辿ってあそこまでエスカレートしていったのか、侵入を境に2人の心情吐露パートが一切無くなったことで窺い知れないのも、喉に骨が引っかかった感じを助長させてくれました。
    そんな中でも銭湯のシーンや騒動の中での脇田老人のゲラの要求、メンソレータムなど、個人的に笑いのツボに来る場面もあってよかったです。

  • 悲しいなあ。切ない話です。きっと世の中にはこの手の人はいて、自分も眉をひそめて毛嫌いしてしまっているのでしょう。

  • 冒頭から強烈だった。

  • 適当にヤイトスエッドを借りて読んだ後に、この本を読みました。
    続編のようなものなのでしょうか

    何がしたいんだ

    もうそれだけ。
    平凡な私にはわかりませんでした。

  •  描写がとにかくエログロで、読んでいて終始不快だった。不条理・不可解だけを集めた怪作といった感じ。おそらくホラーに入るのではないかと思うが、そちらに免疫・関心が薄いためにいまいち理解できなかった。タイトルから受ける印象ギャップがあり、間違って手に取ると残念なことに。

  • タイトルと中身のズレ
    心地良さとは別種類

  • 読後、不安になる感じがして面白かった。奇抜な設定のようでいて、「藪の中」みたいな面白さもあり。その辺の人だって、或いは家族親友恋人だって、一皮剥いてみたらその内面はこの小説のように、結構グロテスクかもしれない。

  • 文学界2009年12月に書評されていた本
    群像2009年12月に書評されていた本

  • 吉村 萬壱 、初読!凄いなあ。

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独居45の作品紹介

くたびれた一戸建て(平屋・貸家)に引っ越してきた男(45歳、作家、独居)。やがて、夜となく昼となく呻き声・悲鳴・絶叫が漏れ、屋根には血塗れの全裸女(マネキン)と巨大な赤剥けの手(粘土細工)が据えられ、はては探検を仕掛けた小学生が…。眠ったような町の住人-自殺しそこなった老人、うつの主婦、つやつや教信者の理髪店主、鳥インフルエンザにおびえる会社員等々と独居男がくりひろげる阿鼻叫喚のご近所狂詩曲。

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