悪の教典 上

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 5501
感想 : 821
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163293806

作品紹介・あらすじ

学校という閉鎖空間に放たれた殺人鬼は高いIQと好青年の貌を持っていた。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー。

感想・レビュー・書評

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  • 文庫本は上下巻の2冊で完結でした。まずこちらは上巻。
    主人公の教師、蓮見先生ことハスミンの、人タラシぶりとそれに反する凶悪ぶりが、じわじわとストーリーを熟成させてくれます。飽きずに読める内容で、見事ハスミンワールドに捕らえられてしまいました。
    さすが貴志祐介先生の構成力!!ブレなく安定しており映像化に納得です!読んでいて頭の中で想像しやすいだけに、どんなにノンフィクションとわかっていても怖かったです。

    映像のハスミンも是非みてみたい:(´◦ω◦`):

  • 映画では語られなかった「どうして蓮見は残虐なのか」というところが知れてさらに面白くなりました。
    どうして残虐なのか、どのようにして残虐なのか…
    面白すぎて一気に読んでしまった…。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00427812

    生徒に絶大な人気を誇り、
    PTAや職員の間でも抜群に評判のいい教師が
    反社会性人格障害サイコパスだったとき、
    惨劇へのカウントダウンが始まった。
    英語科教諭・蓮実聖司、32歳。
    暴力生徒や問題父兄、淫行教師など、現代の学校が抱える病理に
    骨まで蝕まれた私立高校で、彼は何を行ったのか。
    高いIQをもつ殺人鬼は、“モリタート”の旋律とともに
    犯行を重ねていく。(出版社HPより)

  • 感想は下巻に。

  • 面白い!!!
    異常者の思考がよく伝わるとかそう言うことではありませんが物語として、読み物としてとても面白いです。
    釣井先生の元へハスミンがやってきた時はゾッとしてしまいました。作者様が頭がいいのが存分に伝わってきます

  • 読みやすいし、長く感じない

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • まだ上の方が面白いかな。警察ってここまで無能なの?と不思議になる。
    こういったストーリーならもっと蓮実と読者の感覚のズレとか違和感を際立たせてもっと気持ちわるーく仕上げたら良いのに。作者の力量不足かな。


  • とっつきにくい本だと思っていたけど、予想と違って読みやすく面白い!!サイコパス教師の異常さがぶっちぎれていて、ちょっとした行為や言い回しにニヤニヤしてしまう。下巻、どうなるか!

  • 「2011本屋大賞 7位」
    九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/740824

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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