タイニーストーリーズ

  • 749人登録
  • 3.46評価
    • (28)
    • (83)
    • (87)
    • (26)
    • (4)
  • 114レビュー
著者 : 山田詠美
  • 文藝春秋 (2010年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163296906

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

タイニーストーリーズの感想・レビュー・書評

  • エイミーの超短編たちの詰め合わせ。米兵ってGI(government issue 官給品)って呼ぶのね。どの作品もひねりすぎてる気がするけど、山田詠美だと許せるのはなんでだろう。『電信柱さん』『420、加えてライトバルブの覚え書き』が良かった。

  • 少し色っぽい短篇が12.連作めいた「GIと遊んだ話」では米軍の兵隊の実態が日本人の女の目で見えるところが面白かった.特に驚いた話は「催涙雨」.エンドの”赤ちゃんヤモリ”が特異だった.

  • 短編集なんですが、どれもこれも面白い。

    特に面白かったのは、さえない主婦が、パート先で出会った万引き犯の老婆に影響を受けて、100歳になったらしたい事を、考える物語。

    しかも、そのしたい事は大体犯罪。
    若い男をレイプするという目標の為に「今から老けてらんない」とジム通いを始め、自分が変わると周りも変わって色んなことが上手くいく話。

    私は100歳までには死にたいけど、こんな目標を持つのもいいな。

  • これまで読んだ山田さんの作品に比べると少し読みにくさを感じた。スッと話に入っていけないものが多くて、読んでいてもページをめくる手が止まってしまった。
    短編集なので少しずつ少しずつ読みながら、やっとすべてが終ったという気持ちで、ちょっと疲れていた。
    読みやすく、読後感がしっかりあったのは『GIと遊んだ話(ニ)』かな。
    また時間を置いて、もう一度読み返してみようかと思う。

  • 久しぶりの山田詠美。前読んですごく好みの話だったような気がしてたけど、意外と(・・?)って話もあり…私の理解力の問題だと思うけど、いまいちオチがどういうことかわからないのもあったりして、それほど好きっ(≧∇≦)て感じではなかった。

  • 書店で文庫本が出ているのをみて気になったので図書館から借りる。Tiny=ちっぽけな。という表題のとおり短編がたくさん。つながりがある短編も中には。軽い気持ちでぱらぱらっと読めるのでおすすめ。2013/333

  • 好みじゃなかった。山田さんの本たぶん初めて読んだ。

  • 山田詠美の世界を楽しめたが、これもいつもの事だがどう理解したら良いのかわからない部分もあり。

  • 山田詠美っぽさが溢れてる本。
    代わり映えのない日常から抜け出せないときに読むといい。
    視点を変えるとこんな世界があるのね、って気づかされて、単調に日々を過ごしてる場合じゃないって思わされる。

  • 21個の短編のアソートで、いろんな文体・テーマでまるで違うものを書いたそうです。
    世界観がひとつひとつ違うので、一気に読むと疲れると思います。
    自分は2、3編ずつパラパラ読んでいきました。
    あいまあいまに、自伝小説である(とは明記されていないかもしれないが明らかにそうである)『GIと遊んだ話』が5編差し込まれていて、それは最初飛ばしました。ポンちゃんが書くこの世界はもともと苦手なので。。でも、読んでみたら、終わりにはしみじみしてしまいました。自伝だからこそ、かも。特にベトナム帰還の中年GIサー・ジョンソンの話はよかった。

    自分は老夫婦とそこに来る介護士への恋心を綴った『にゃんにゃじじい』がお気に入り。ポンちゃんの作品の中だと『蝶々の纏足』的な世界がやはり好きなので。
    女流小説家がファンである女性と交流する『モンブラン、ブルーブラック』の世界観も江戸川乱歩的な恐怖小説で素敵です。

    でもねぇ、いくら山田詠美が短編の名手だからといって、ちょっと短か過ぎて、どう解釈してよいのか迷うものがありました。

    1冊の本としては疲れるので☆3つですが、つまらない作品はなかったです。どちらかと言うと、お腹いっぱいなので☆3つでという感じです。

    文庫本よりは単行本の装丁のほうがポップで好きです。

  • 泣ける、おもしろい、ほんわか、こわい、ちょっとエッチ・・・。
    バラバラな彩りの、21つの短編集。
    限られた枚数でさらっと話をまとめるのは、
    実は難しいと思うけど、すっと心に入ってくる。
    よく読み返すと、また新たな発見もあったりして、おもしろい。

    ちょっと理解不能な話もあったけど、まあそれはそれで。

  • 山田さんの本、何冊か読んだけどやっぱり好みじゃない。
    読み終えても「??」と思う話が多い。
    かなり短いショートストリーを集めた短編集だったけど読み終えるのに苦労した。

  • 途中で、挫折。僕は勉強はできない、とかはとても好きだったんだけどなぁ…。

  • 山田詠美さんは、
    本を読むことの喜びを教えてくれた作家の一人。
    高校から大学生のころ、大人への憧れに心ときめかせながら読み耽ったものです。

    年齢を重ね、少し熱は冷めたものの、新刊は毎回楽しみにしています。

    今回は、正直楽しめなかったです。
    ひねり過ぎているというか、ちょっとシニカル過ぎて山田詠美さんの魅力が薄まっている気がします。
    自分の価値観が変わったのか、詠美さんの進化に付いていけていないのか、、
    少し寂しいです。

  • 楽しく読めた。特に滋養になった感じはしなかったけれど。

  • 女の足の爪は、布団の中で飴玉になる

  • くすっと笑えるお話だったり、またはぎゅうっと切なくなるお話だったりがつまった短編集で、おもしろかったです。
    文章に茶目っ気があふれているところが、またなんというか女性らしくてかわいらしい!
    主人公はだいたいバラバラで、少女だったり少年だったり、大学の講師だったり主婦だったりあるいは電信柱だったりと、視点がユニークで読んでいて飽きなかったです。
    うーんそれにしても「GIと遊んだ話」に出てくるサー・ジャクソン氏がかっこよくてときめいてしまいました。ストライクでした。かっこいい。
    「宿り木」の女の子はいいかんじに性格歪んでて読んでいて愉快でした!笑
    ほとんどが円満に解決するようなお話じゃなかったけど、切り取られた他人の日常の端々を覗くような楽しさのあるお話でした。

  • 詠美は日本的で素敵な名前。

    それを英語表記にすると、
    Amy:エイミー
    すごくすてきだ。響きも可愛くて

    モンブラン、ブルーブラック
    は酷すぎて嫌だ。

    最後が↑みたいので終わらなくてよかった。

  • だいたい20ページほどの短編集。主人公はいつもの山田詠美らしい女性はもちろん、平凡な主婦だったり、恋に目覚めたばかりの少女だったり、父と兄に鬱憤がたまっている青年だったり、・・そして、花に恋する電柱だったり。たった20ページで広がる物語はそれぞれ個性的で、爽快な物語もあれば、ちょっと切ないものもあり、もちろんセックス描写が濃いものまで様々。正直、25編のうち、数年後もどれだけどのような話があったか覚えているのはわからないけれど、DHAがたっぷり入ったような目という女性の目の褒め方だったり、微分積分を兄に書かせるところだったり、足の爪が飴玉になるという描写だったり、そういうところどころは覚えているんだろうな、と思う。

  • 面白かったー!ごちそうさまでした。

    色んな味の短編集です。
    お得意の黒人男性と日本人女性の恋愛ものから、
    電信柱の擬人化まで・・・
    幅広いです。

    『催涙雨』では依然訪ねたことのある、あんな場所にそんなドラマが・・・とぞくぞくしたり、
    『GIと遊んだ話』はそれぞれが過去の物語で、自分にそんな過去はないのに懐かしく切なく思ったり。

    『420、加えてライトバルブの覚え書き』の一説が一番好き。
    「彼女が言うには、何かを選ぶには、たったひとつの理由しかないのだとか。それは、好きだからよ。なるほど。単純。でも、じゅうにぶん。」
    まさに。


    しかし、『ブーランジェリー』は何回読んでラストがわからない・・・誰か教えてください。

  • 21の短編集。お茶っピーから剥き出しの話までが無造作にさらけ出されていて、頭の中がチクチク刺される感じ。この方は初読み、、日常生活と紙一重の位置にいる各話の主人公への視点が面白い…これが著者の作風なのかな?。ウーン、でもちょっと辛かったな♪

  • 山田詠美さん、
    私は、あなたと同じ女に産まれてよかったです。

  • この人の作品久しぶりに読んだけど、山田詠美節は健在。
    小説を読む楽しさを教えてくれた人の一人。
    大人の恋愛に憧れながら読んでいた高校生の頃を思い出す。
    おいしそうで、綺麗で、やらしくて、切ない恋愛の数々が詰まった短編集。

  • GIと遊んだ日、うんうんと頷いたりシーサイドの中を思い出したりしながら読んだ。GIと遊んだ経験のある人はみんなそうかもね。

全114件中 1 - 25件を表示

タイニーストーリーズを本棚に「読みたい」で登録しているひと

タイニーストーリーズを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

タイニーストーリーズを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

タイニーストーリーズを本棚に「積読」で登録しているひと

タイニーストーリーズの作品紹介

デビュー25周年に到達した、誰も書いたことがない、短編小説の豊穣。

タイニーストーリーズの文庫

タイニーストーリーズのKindle版

ツイートする