PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>

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著者 : 石田衣良
  • 文藝春秋 (2010年12月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163298108

PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>の感想・レビュー・書評

  • 先日、石田衣良さんの「PRIDE 池袋ウエストゲートパークX」を読みました。

    安定のシリーズ作といった感じでした。

    ちなみに、「PRIDE」は、第1期最後の作品です。

  • 大好きなシリーズを読み返そうってことで、やっと第10弾。この10冊目『PRIDE』が一番好きなやつかもしれない。
    「データBOXの蜘蛛」…紛失した携帯電話の中の重要データを買い取るよう脅迫されたIT企業幹部の松永。恐喝犯マリオはタカシたちの協力もあって軽々御用。しかしパソコンおたくのスパイが松永の愛人オリエの家に。みんなで急行する。さくっと終わる冬の軽快なお話。
    >つぎの事件ではない事件でおれはやつに散々こきつかわれたので、今回の貸しはチャラになった。
    こういう感じがこのシリーズの好きなところ。
    「鬼子母神ランダウン」…まさかタカシの恋模様が見れるなんて。自転車事故でサッカー選手になる夢を絶たれた弟マサヒロのために犯人捜しをするナナと出会う。地道な張り込みの甲斐あって犯人を見つける。そこらへんはまあどうでもいいというか、タカシがさくっとやってくれて、いつものIWGPぽくて良いんだけど、とにかくタカシがかわいい。「あの女のアドレス、おれにも教えてくれ」って言ったあとのタカシとマコトのやり取りが最高。こういう人間的なタカシが見れると嬉しい。春のあたたかいお話。
    「北口アイドル・アンダーグラウンド」…30歳を過ぎてもアイドルになる夢を捨てられず、小さなライブハウスで活動する地下アイドルのイナミ。ストーカー被害にあいマコトにボディガードを頼む。アイドルとオタクの距離感、女同士の嫉妬、一発当てたい夢見るプロデューサー。すごく池袋的で良かった。梅雨入り前の初夏、爽やかなお話。
    「PRIDE」…このお話がやっぱり一番強く残ってる。題材もレイプ魔を追うってところが、すごくつらいけどIWGPらしいお話だなと。
    負けるな、明日は必ずやってくる。
    リンは本当に強くてきれいだと思った。マコトとリンはなんかすごく素敵なカップル。後日談でタカシと4人で高原にいこうってところがまたすごく良い。これはあれこれ感想を語るより、ちゃんと読むとすごく響く。節目の夏。心の底から何か強いものが湧いてくる、そんなお話でした。

  • ラストはすっきりまとまっていて
    ようやくらしくなったな、という印象。

  •  携帯電話をなくした松永という人からの依頼と、弟を自転車の男にひき逃げされたナナちゃんに協力しての犯人探し、地下アイドルの空川否美のボディーガード、そして最終譚はマコト自らコラムのネタ探し&畠中鈴からこれまた犯人探しの協力要請。
     キャラクターはアイドルの話がいちばん魅力的だったけれど、ストーリーは最終譚のPRIDEが良かったです。内容はレイプ犯が出てくるから、ほんとうに嫌だけれど仕方ないか。相変わらずマコトのお母さんがいいキャラと仕事してて、癒されました。いや、いろいろ励まされました。あとはサルの出番が少なかったのがちょっと残念ですが、キングが意外と出張ってたので、面白かったです。

  • 相変わらず誠とキングはかっこいい。
    みんな頑張って生きてるんだな、と思った。
    それにしても、最後はハッピーエンドだったのは意外で、とても良かった。

  • 説明不要のIWGP。なんと完結?
    最終章はタイトル通り、”誇り”の話。相変わらずの爽やかな読後感。
    シリーズ完結は寂しいが、全巻大人買いしたし、また読み返そう。ありがとう。

  • 読み終えて、あぁ最後なんだな〜と寂しく思った(T-T)今回はキングが恋をして照れる場面が珍しい!というかオドロキΣ(゜д゜) 遂にマコトに彼女ができたけれど、結局おふくろさんがキューピッド!?(^o^;) なかなか辛い話が多いけれど前向きに生きていく若者達はステキだ(^^)d

  • かつての疾走感や書き出し5行の鮮烈さは影を潜めた。作者も主人公も、読み手の私も歳を重ねたということか。ラストの言葉がいい。これを胸に第二幕を待とう。

  • 池袋に生息する悪ガキと親分が、トラブルを解決していく話。短編集。
    一つ一つ話が練られてて、割とおもしろい。
    シリーズなので他のも期待。

  • IWGPとりあえず最終回っぽい PRIDEは久々にドキドキした話だった。他本に比べてキングの感情があらわにされてて。負けるなって言葉いいなぁ

  • 登場人物と舞台が定着しすぎて、こじんまり纏まった印象。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/9642890.html

  • IWDPシリーズの10作目。
    くしくも『1Q84』を読了後にこの本を読んだら、ヤナーチェックのシンフォニエッタがに引っかけて“大ベストセラー”という表現で『1Q84』が登場したのでちょっと驚き。

    作品自体はいつも通り安定感のある1冊。
    これで第1シーズンが完結ということで含みを持たせつつも、前向きな終わり方になっていました。
    次回、マコトとタカシに会えるのは何年後になるかわからないけれど、第2シーズンを楽しみに・・・

  • IWGPを久々に読んだ。
    表題作「プライド」は、歯を食いしばるほど読んでて辛かった。
    当分、次は出ないのかな?
    次世代のIWGPに期待。

  • 今回のメインの作品は、

    レイプの話だったんですが、

    今回、石平さんが伝えたかったことは、

    「深い悲しみや、怒りに負けずに、明日も生きよう」

    ということのようでした。

    また、マコトもタカシも彼女ができて、

    今までそんな描写はあまりなかったので、

    なんだか嬉しい気持ちになりました。

    前回が少し残念だったのですが、

    今回は大満足です。

  • ☆☆☆$$予想に違わず、面白かった。$$少し考えさせられたが、色々と指針になる話しが多い。$$残念だが、小休止のようだ。

  • 第一期完結編の10巻、第一巻に出会ってからあたしの場合数年だけれど、それでもこの本にはいろいろ教えてもらったし大好きなシリーズであることは揺るぎない。

    そうか、完結かぁ。なんて少しおセンチになるけど自分を甘やかそう今日くらいは。IWGPダイスキ!

    10巻でちょっとえっと思ったのはキング・タカシの恋愛。これって必要だったのかな?最後はいいけど途中のこれ?まぁいいか。サービスですかね。

    昔ブログでも書いた印象は結局の所、10冊通じて変わることはなくその意味でここで10巻についてだけ書くのはすこし実は難しいのだけれど、それでも少し頑張ってみよう、あたしのいとおしい作品のために。
    (以前の感想文はここ:http://ameblo.jp/bambicapampino/theme8-10018994085.html



    あたしはハッピーエンドがスキ。というかバッドエンドに極端に弱い。だってこの世の中、たっくさんのいやなニュースと自分じゃどうしようもないから見ないフリしていることだらけじゃない?ちなみに今、変換したら誤変換でことが「糊塗」と出たが、怖いくらい正しい。そう、もう真っ当に受け止めていたらハートが幾つあったって足りやしないような悲惨な事件とどうしようもない自分のみすぼらしさ。もりもり糊塗して進まなければ、一秒だって立っていられないよ。

    そんなときにIWGPだけは、破天荒なくらいにあたしに夢を、見せてくれる。水戸黄門やサザエさんと同じくらいきっぱりと、悪者は懲らしめられるしあたしの愛する主人公たちは死ぬことはない。体ももちろん、心が死ぬことだってない。これは重要。お金だとか地位だとかに惑わされずに自分を貫く潔いばかりのぶれのなさ。あぁいいな、こんなにまっすぐな芯が自分にあったら、どんなに素敵だろう。

    最後の巻で石田先生があたしたちに伝えた言葉、きっといろんなところで芽を出すんじゃないかな。


    <引用>
    最後にひと言。あんたがどれほどきついところで生きているのかはわからない。
    だが、おれは全力でいう。
    負けるな、明日は必ずやってくる。
    次のステージで、また会おう。
    <引用>

    人によって受け止め方なんか違う訳だし、あたしみたいにみんなが捉えるのかもよくわからない。御都合主義なストーリーだと批判する人もいるのも知ってる。でもそれでも、そう訴えたかった人が少なくとも1人いて、あたしはそのガッツを受け止めようと思った訳。

    やっぱスキです、IWGP!また会う日まで。

  • 王様も人間らしいところがあったんだなぁと
    今回は恋愛多めな気がしました。
    表題作は解決するまで、いろんな意味で悲しかった。

  • ウェストゲートパークも10冊目。マコトやタカシの年齢が気になる
    データBOXの蜘蛛:落としたスマホのデータをもとに脅迫されるおじさん
    鬼子母神ランダウン:自転車でのひき逃げ犯をつかまえる
    北口アイドルアンダーグラウンド:ライブハウスでアイドルをしている歌手の護衛
    PRIDE:ホームレスに住居を提供するビジネスを立ち上げた男は、連続強姦グループのひとりだった

  • 表題作がよかった。
    世知辛いこの世の中、泣き寝入りしている女性はきっと星の数ほどいる。
    「負けないで」
    みんながそんな風に強いわけじゃないけど、強い人から勇気をもらってがんばる人もたくさんいる。
    がんばってるのを見て、さらに勇気をもらう・・・そうやって繋がってゆくのだ。

  • I/W/G/Pシリーズ第10弾。
    携帯電話のデータを盗まれたITエリート。
    弟に重傷を負わせた暴走自転車を探す姉。
    三十路になっても夢を諦めない地下アイドル。
    暴行被害者から立ち直ろうとする美女。

  • いつもより軽なってる感は否めへんけど、今回もおもしろかった!

    北口アイドル・アンダーグラウンド以外やけどね。あれはあんまりやったな。(星二つ)
    表題作のPRIDEがむっちゃよかった。(星四つ)
    最後にジーンてくるやつ。
    ジーンてくるやーつ。

  • 携帯落とした人と不倫、ホームレス詐欺と気高い美人、タカシの好みの女の子・チャリひき逃げ犯の張り込み、とかとか

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