アンネの日記―完全版
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この作品からのみんなの引用
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来かたは去年とちがっていても、
今年もサンタクロースがやってきました。
去年のようにみごとに、また楽しく、
サンタの祭日を祝うことはできません。
あのころは、希望は高く、輝かしく、
あらゆる楽観説が正しく思え、
だれひとり今年もここに、
サンタを迎えようとは思いませんでした。
それでも、サンタの精神は生かしましょう。
そして、あげられるものはなにもないので、
それとはべつのことを思いつきました。
どうかみなさん、めいめい靴の中を見てください。
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あなたになら、これまでだれにも話せなかったことを、すっかり打ち明けられそうです。
どうかわたしのために、大きな心の支えと慰めになってくださいますように。
1942年6月12日 アンネ・フランク
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自惚れがいくらか揺らぐのはいい薬です。
みんなの感想・レビュー・書評
「アンネの日記」と言うのは名前だけ知ったけれど
「ユダヤ人のアンネという少女が書いた日記」ということしかこの本の事は知らなかった。
それまで平穏で、どちらかと言うと裕福な生活をしていた少女が
突如隠れ家に家族で移り住み、他のユダヤ人家族や人と共同生活を強いられ
13歳から15歳と言う多感な時期を過ごしていく。
その時の少女の心情を赤裸々に綴った日記・・・
アンネはこの日記が戦後公開される可能性があるという希望を元に
自分の日記を読み返し1つの読み物として自分自身で再編集を行っている。
その文章は14、5才の女の子が行った内容とは思えない完成度。
凄い日記だ・・・
「圧倒された」と言う事場がよく合う本。
久々に読み応えがある本に出会えたと感じます。 「アンネの日記」は私の記憶が正しければ、中学校の授業で少し内容を抜粋した日記のみ読んだ覚えがあります。 ただそれだけの知識だったので、もう一度読んでみようと思い手を伸ばしたのですが… 翻訳の際にあまり手を加えていない「完全版」を選んで読んだのは、アンネという少女を深く知る上で正解だったと思います。 完全版ではその年ごろに感じる性への関心... 続きを読む »
普通に日記です。思春期の少女の普通の日記。状態こそ異常ですが、異常下の中で普通の日々が続きます。普通に食べて寝て生活をして。時にぶつかって。愚痴って。トキメいて。それをつらつらと日記に綴って。そんな日々が、しかし、唐突に終わってしまうんです。余りに呆気なくて「え?これで終わり?」と思ってしまう。でも、続きを書いてくれる人はもう居ないんですよね。それを知って、やるせない気持ちになりました
今更ですが、完全版読破。
第二次世界大戦時代の話は、スペイン史を勉強するようになってから興味を持つようになったので、とても知識が浅いのですが。
特殊な環境下の中、成長して行く思春期の女子。性的な興味もあれば、親に反抗してみたりもする。でも、閉ざされた世界の中では、彼女の知識欲を満たすことは出来なかったろうなぁ。
歴史的バックグラウンドや、環境下はあまりに違うにしろ、いつの時代も、この年頃の女の子の自意識過剰ぶりと、好奇心は変わらないし、自己表現欲が溢れかえる年頃なのだねーと思う。
芥川賞受賞作の「乙女の密告」がアンネの日記を題材にしていると聞いたので、こちらを再読。小学生の頃読んで衝撃を受けて以来、大事にしている本です。いろんな読み方があるでしょうが、私個人的には、密室に複数の人間と無期限に同居し、一人の時間が持てない、おまけに外の世界は戦時中、という状況がどんな恐怖小説より恐怖に感じていて、トラウマになるくらい。。。
今読んでも、アンネの感受性はスゴイ。いい意味でも悪い意味でも、人間くささを多いに感じることが出来る傑作だと思います。
この本を再読して充分満足してしまったので、「乙女の密告」とを読もうかどうしようか微妙なところです。
アンネ・フランク。
彼女の洞察力と文章力、そして、人生に対する姿勢と考察は、
隠れ家の中でもとどまることなく深みを増し、生き続けた。
“私は、どんな不幸の中にも、つねに美しいものが残っているということを発見しました”
そう書き記した彼女の強さ、尊さが、胸に響いて、忘れられない。
最初のクラスメイト紹介で、ある子については、 いわば人間のクズですって書かれていて笑った(笑 しかし女の子は、みんなアンネのような思春期を送っているのか? だとしたら、すごく驚く。だってこんなに頭がフル回転してるのだから。 中高時代の俺は、頭なんてヘディングぐらいにしか使ってこなかったのに。 女の子はみんなこうなのか?そうなら尊敬する。 しかし、アンネって純粋さとい... 続きを読む »
再読。一歩も外に出られない状況だったことを改めて思いだした。日記のアンネは生き生きと明るくて、読んだあとはそんなことを忘れてしまっていたぐらい。彼女の自己対話の能力はすごい。
(「MARC」データベースより)
ハリウッドスターになりたかった。恋もしたかった。性にもちょっぴり興味があった。本当は意地悪な子なんだって知ってほしかった。オリジナルの日記から復元された完全版。
小学生の頃に読んで、それからもう一度読み返してみて、わずか10代にしてこんなにすてきな文章が書ける少女だったのかと驚きました。隠れ家の中という特殊な生活の中で、彼女が感じていた色々なこと・・・。同じような普通の女の子だったんだなぁと共感できたり、すごく大人だな・・・と感じたり。
同い年くらいの時に読んだ。意外にもリアルな恋愛にどきどきした覚えが。日記が等身大なだけに、彼女が巻き込まれる悲惨な運命がなお痛々しい。
先日ドラマで見かけて思い出しました。
思春期さなかの10代の女の子が綴る、かの有名な『アンネの日記』。
ユダヤ人迫害を逃れるため、隠れ家でひっそりと暮らす彼女の息遣いが事細かく記されています。
この「完全版」は一切が省かれていないため、性に関する記事等も含まれてますがそれも貴重な「少女ならではの記録、関心」であり、この本ならではの視点が見出されます。
平凡な女の子の何気ない日常、戦争に対する「自分の意見」、にじりよる時代の暗雲。
決して目を反らしてはならない、過去の真実を考えさせられる一冊です。
14才、15才の多感な少女の日常。自分を強く持ち、いつも前向きにとらえる考え方な、アンネの境遇を考えると、私には出来るかどうか疑問です。完全版読もうと思ってましたが、やっと叶いました。ユダヤ人についてもっと知りたいと思いました。
小説ではないけど小説として分類しました。
感想文を書く為に読んだのですが、ものすごく自分の耳が痛い程に思春期特有の悩みや思考であまりにもそのまま日記らしい日記だった為、読んでビックリしました。
まあ日記なんですけれど。
もっと名作的な何かを想像しましたけど、とにかく私の日記は間違っても後世に残してはならないなと、改めて実感しました。
感動云々ではなく、その時代背景にこそ重点を置くべきなのでしょうね。
当時私が書いた感想は「アンネが私たちと同年代らしい人間だと言う事が分かりました」と書いたら、この本はそういう事じゃないだろ?と言われました。
私は今でもそう言う事だと思っております。
アンネが隠れ家で暮らしていたときの出来事やアンネの思いが書き綴ってありました。
本当、読み手をひきつける様な文章でかなり没頭して読みました。
更に読んでいくごとにアンネの思考の成長も伺えます。
戦争に興味がなくても人の心に影響を与える本です
是非誰にでも読んでほしい1冊。
歴史的資料? でも、一人の女の子の日記として読みたい! ナチスの迫害の手を逃れた一家が隠れ家生活を始めてから、密告によって連行されるまでの、激動の2年間を描いた日記。それまでに出版されていた短縮版と異なり、アンネが普通の少女として感じたこと、周囲への怒りや不満なども、はっきりと書かれています。 実は、アンネが「世界の偉人」的に扱われているのを嫌みに感じて、ずっと避けてきた本でした。でも、先に... 続きを読む »
あれだけ才能があり、勤勉で、自身を見つめており、人の役に立ちたいと熱望していた少女が―――しかもDデイが起こって今にも戦争が終わる直前―――捕まって亡くなったのは本当に悲劇です。
日記の前半はハッキリ言ってまだ幼く拙い気がしましたが、隠れ家での生活の中で少女がどんどん成長しているの感じられました。急に大人になったよう。
反抗心や性への興味、アンネの悩みが素直に綴られています。
彼女が感じたこと。
私が数年前にようやく感じ始めたことにとても似ていて
共感が持てた。
と同時に。
自分のおかれている状況がとても恵まれていることを実感した。
私たちが当たり前に生活していることを感謝していかなくてはいけない。
アンネの日記と言っても、複数在り、完全版という物は存在しないらしい。さらに訳者によって内容や印象も異なるだろう。 俺は他の物を読んだことは無い。よって、この本のみの感想となる。 子供の視線から見た戦時中の様子を伺うことが出来ると思い読んだのだが、どちらかと言うと、思春期の少女の葛藤や成長が中心だった。 しかし、それこそ、この年の少女達から見た戦争だったのかも知れない。 日記なので特に驚くよ... 続きを読む »

まず、驚いた。





