フィレンツェ貴族からの招待状

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163543802

作品紹介・あらすじ

トゥレヴィの泉、ダンテの『神曲』、キャンティ・クラシコ、そして家族の誇り-。ルネッサンスの時代から芸術家を支え続け、今もパラッツォを守る十四の名家、洗練のスタイル。

感想・レビュー・書評

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  • 階級社会は建前上なくなってはいても、いまだに存在するイタリアの「貴族」たち。ルネッサンス時代から続く名家を著者が丁寧に取材している。
    家の数だけさまざまな歴史があり、ダンテの神曲でひどい悪評を受けながらも貴族として生き続いける家や、商売で大成功をしている家など…いろいろな貴族が紹介されている。
    どの家のどの当主(その代理の方でも)も、おだやかで、自分が「貴族」であることを「階級はなくなったとはいえども、貴族であることの誇り、矜持、家を守る大切さ」を持っているところが印象的でした。

  • 貴族を冷静に観察していて面白かった。

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