棚から哲学

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 63
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163559902

作品紹介・あらすじ

本書を読むとすべてが疑わしくなる。常識も人間も哲学も天気予報も疑わしくなる。とくに著者のいうことが疑わしくなる。「週刊文春」大好評連載エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 途中まで面白く読んでいたのですが、、あまりにも著者自身を貶める記述が多いため、ちょっと読むのに疲れてしまいました。笑
    基本的にネガティブな言い回しが好きではないので、完全に好みの問題です。
    こういうおじさんいるよなーと思いながら読んでました。
    言葉遊びが多い印象で、内容によってはブラックジョーク的な仕上がりになっており、結果としては面白かったです。

  • 36574

  • 「週刊文春」の名を知らない人はいるかもしれないが、そこに連載されているコラム「棚から哲学」の名を知らない人は、世界広しといえども地球上の砂粒の数ぐらいしかいない。<まえがき より> お笑い哲学者プロフェッサー土屋の哲学エッセイ第5弾。

    装幀 / 大久保 明子
    装画 / 黒川 知希
    本文イラスト / 土屋 賢二
    初出 / 『週刊文春』平成10年3月26日号~平成11年7月15日号。

  • 安定感のある面白さ。
    強気な奥さんが面白い。

  • 土屋先生もいつも通りのようで何よりです。
    しかし哲学……。
    あったっけ?

  • 楽しいです。土屋賢二。ずっと、週刊文春で読んでいましたが、なかなかまとめて読むと壮観です。

  • 誕生日プレゼントとして友人に貰ってから、ずっと好きな作者さんです。一度この人の講演聞いてみたい・・・。読んで最後まで大笑いする人と、何言ってんのかわけ分からんと言う人に二分されそうな文章。とは言え、この、ひねくれ爆笑エッセイは一見の価値有り。

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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