復活: 十の不死鳥伝説 (SportsGraphicNumberBOOKS 4)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163560700

感想・レビュー・書評

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  • 様々なスポーツから、復活を目指して戦う/戦った選手たちについて語る本。競馬界からは柴田政人。
    水泳高橋、バレー斎藤などは全く知らなかった選手だったし、大野や与那城などの半生は初めて知った。柴田にしても、あるいは野村克也あたりにしても、そこまで目新しいことが書かれている訳ではないが、こういう人たちについてもきちんと本にして歴史に残っているということは重要(Wikipediaで要出典になっている部分も埋まる)。

  • なるほど、私はこの人の書く”ナンバー2”的な美学や悲哀と栄光に惹かれているのだな、と唐突に思った。
    登場するどの人も、自分の道を突き進まれてる姿は美しく気高い。
    勝ち組とか負け組とか、そんな言葉が本当に忌み嫌うべきものだと思う。

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著者プロフィール

1946年、京都市に生まれる。1972年、京都大学農学部を卒業。
ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物評伝などの分野で執筆を重ねる。
『空白の軌跡』(講談社文庫)で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』(岩波現代文庫)で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』(文春文庫)で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽』(中央公論新社)で第十四回桑原武夫学芸賞、を受賞。

2016年、書き手として出発して以降、2010年までに刊行された主要作品のほとんどが収録されている「後藤正治ノンフィクション集(全10巻)」の刊行が完結。

他の著者に、『関西の新実力者たち』(ブレーンセンター.1990)、『刻まれたシーン』(ブレーンセンター.1995)、『秋の季節に』(ブレーンセンター.2003)、『節義のために』(ブレーンセンター.2012)、『探訪 名ノンフィクション』(中央公論新社.2013)、『天人 深代惇郎と新聞の時代』(講談社.2014)、『拗ね者たらん 本田靖春 人と作品』(講談社.2018)などがある。

「2021年 『拠るべなき時代に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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