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- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163576305
感想・レビュー・書評
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久しぶりに、著者の京都本を読むけど、やっぱり羨ましくなる。
京都で暮らすこと。
町家で暮らすこと。
四季と共に生きることができること。
『名もなき花が好き、という人がいるが、それが私は大嫌いだ、といった人がいました。なぜならこの世には、名のない花などひとつもない、というのが理由です。』(138頁)
道端の花の名前とや花言葉を調べだすと、とっても楽しい。
単に買い物に行く道すがらでも、あ!あの花が咲いてきた!あの花、かわいいよなー。と、癒される瞬間がくる。
名前を知ると言う行為は、その花との絆を結ぶ効果があると思う。
『(略)来年また更新されるための、落葉です。祖母から母に、母から私にと、更新されていく、もみじ葉もあります。』(215頁)
阿弥陀寺の紅葉をお母様と見て、著者が感じたこと。
この文を読んだ時に、とてもとても心が暖かくなった気がしました。
私も、今年の秋は、どこかの紅葉を母と見に行こう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ま、いいんじゃない。
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京都人の麻生圭子さん、伝統を重んじる京都を圭子タッチで本当にわかりやすく書かれている。
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