にっちもさっちも: 人生は五十一から

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 16
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163596303

感想・レビュー・書評

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  • 個人を批判する態度が正直いただけないですね。
    シリーズを通して気にはなっています。
    きっと戦前の人間を誇りに思っているのが
    態度にも出てしまっているようで。

    気持ちはわからないでもないですが
    あまりにもしつこいと
    本当に気持ち悪いの域に入るんですよ。
    いつまで固執しているんだろうね。

    ただし言っていることはごもっともな部分も
    確かにあるのです。
    だけれどもなんだろう、この方は
    この世界に迎合する気は
    はたからないのかな。
    そう感じてしまいました。

  • 「人生は五十一から」シリーズ既刊の残りを読む。この人の映画評論は、私の知らない映画の話題が豊富で見てみたくなる。それにしても今回のインフレ・ターゲット論に対する話題は異様に多かった。私もこの論は経済学者が現実の経済を実験場にしようとしているとしか思えないが。現在の経済を微妙な幅でコントロールできるならばデフレからの脱却も簡単だったはず。

  • まさか、こんな時代に老年を迎えるとは-と思いつつ、時代と世相を書きつづけてまる5年。快進撃する最新・最強のクロニクル。『週刊文春』連載エッセイの単行本化第5弾。

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著者プロフィール

小林信彦 昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞。

「2019年 『大統領の密使/大統領の晩餐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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