はじめての文学 村上春樹

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163598109

感想・レビュー・書評

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  • 残念ながら退屈だった

  • 「はじめての文学」シリーズについて出版社によると、はじめて文学を読もうとする方向けらしいです。自分も文学というものはヨクワカラナイので、まだ未読である村上春樹作品をあえて選択しました。

    作者は収録作品を「年少向けに」選んだそうですが、どれもまるで学校の先生の雑談のようでした。ほんとうに時間潰し、勉強にもならない日常の話。先生が好きなら楽しく耳を傾ける話。先生に興味もないなら、えらそうに語られる実のない雑事。

    どうやら自分は、村上春樹作品は好きではないようです。

    短編や掌編のみで全17編収録。(収録により加筆修正されているようです)
    「シドニーのグリーン・ストリート」「カンガルー日和」「鏡」「とんがり焼きの盛哀」「かいつぶり」「踊る小人」「鉛筆削り(あるいは幸運としての渡辺昇1)」「タイム・マシーン(あるいは幸運としての渡辺昇2)」「ドーナツ化」「ことわざ」「牛乳」「インド屋さん」「もしょもしょ」「真っ赤な芥子」「緑色の獣」「沈黙」「かえるくん、東京を救う」

  • 4/5

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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