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みんなの感想・レビュー・書評
2012.04.26
はじめての文学には向いてないかなー
ちょっとグロテスクすぎる。
短編集
・薬指の標本 ・バックストローク ・冷めない紅茶 ・キリコさんの失敗 ・ギブスを売る人
・薬指の標本
ありえない・・・と思いつつぐいぐい引き込まれていった タイトルからしてグロテスクな雰囲気なのに一番好き
不思議な古い建物や町の様子など出てくると この部分は洋子さんの実際の思い出をきっかけに作られたお話なんだろうなぁなどと思いながら読むくせがついてしまっている
「はじめての文学」 このシリーズをはじめて知ったが年齢に関係なく手始めの本としていい企画だと思う
冷めない紅茶 ★★★
薬指の標本 ★★★★★
ギブスを売る人 ★★★
キリコさんの失敗 ★★★★
バックストローク ★★★★
グロテスクの中に、静謐な美しさが横たわっている作品。 どの話もすごくよかったし、後書きも昔の自分のようで懐かしくなりました。 彼女の短編集を読むのは初めてでしたが、長編に負けず劣らずでした。 言葉を非常に大切にしている方だと、つくづく思います。
小川氏の文章にはなにか厳かな雰囲気を感じる。
何故かギブスを売る人で涙が止まらなかった。
今までの伯父さんとの思い出がほどけていく様に最後にコートが
バラバラになっていくのが切ない。
小川洋子さん自選短編集ということで手に取った。
バックストロークが入っているのは意外だったのでうれしい。
身体を通して覗かれる人間存在、
現実と非現実の境界線が消されていく世界観、
著者作品の魅力が断片的かつ遍在的に味わえる本。
冷めない紅茶 ある日突然同級生が死んだ。それをきっかけに死について考えるようになったわたし。お葬式の帰り道、死んだ同級生の友達だったK君と会い、そこから不思議な交流が始まる… 薬指の標本 工場で働いていた時に薬指の先を無くしてしまったわたし。そんなわたしが次に働くことを決めたのは標本室だった。そこはどんなものでも標本にしてくれるという不思議な場所だった… ギブスを売る人 僕の伯父... 続きを読む »
はじめて小川洋子さんの文学を読んだのですがすごく良かった。雰囲気がたまらない。すき。ほかの作品も読みたくなった。そしてやっぱり親指の標本がよかったです。タイトル通りの雰囲気。
無機質な感じと不思議な温かさ・優しさが同居した、独特の短編集。結構ゾクゾクと怖かったりグロかったり…読んでいて「車酔い」のような感覚にとらわれたが、酔いつつも怖いもの見たさで、微妙にねじれた世界の奥深くに入っていきたくなった。その「ねじれ」を淡々と受け止めている主人公たちの佇まいに惹かれた。いい年してナンですが、結構ダークで不気味な内容なので、夜には読めないと思ってしまった…小心者です。
5つの短編の中では、「キリコさんの失敗」が一番好きだった。そして、本への愛情にあふれたあとがき「カタカタ鳴る本」も。
何年か前に「博士の愛した数式」を読んで、好きだったけど、集中的に小川さんの作品を読んだのは最近のこと
「キリコさんの失敗」が一番すき
関係ないけど、小川さんにはおそらく弟が居ると思う
なんだか小川さんの本を読んでいると、一体どんな人生を送ってきたんだろう って小川さん本人に興味が沸く
2010.2
冷めない紅茶
薬指の標本
ギブスを売る人
キリコさんの失敗
バックストローク
はじめての文学シリーズを初めて読みました。
字が少し大きめなのが初心者向けらしくて、このまま読書好きになってくださいって思います。
著者らしい作品が収めてあるので、読んだことがあってもどんなセレクトがされているのか、という目で見るのも面白そうです。
他の作家さんのものも読んでみたい。
「博士の愛した数式」の小川洋子氏の短編集、読んでみても癖が強い感じがしてなじめない人も多いのではと思った。
普段から活字を読むタイプではないので難しい・おどろおどろしい表現・文法に戸惑いもしてしまった。
あえていうなら好きなのは「薬指の標本」
薬指の標本がいちばんすき
すこし目を逸らしたくなるものが
美しいことばでかたどられている
狂気はいつもすぐそばに.

はじめての文学シリーズより、小川洋子。自選短編集。
●「冷めない紅茶」(出典『完璧な病室』中公文庫、2004年11月)
死と、何か失ってゆく様と、何か損なわないように注意深くする様と、あたたか...





