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- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163608501
感想・レビュー・書評
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革命の理論家(吉田松陰)に次いで、行動家である高杉晋作が登場。尊王攘夷の思想が討幕へと導いていく。
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1の吉田松陰からスライドして今度は高杉晋作を中心とした幕末の長州の話。もちろん吉田松陰や高杉晋作は魅力的だけど、それをを見守る藩の大人連中の判断や行動に興味を引かれた。
藩(組織)として、どう秩序を保ちながら人材登用したり、時代にそった戦略をたてていくのか。
周布政之助のように、優秀な人物でも組織やシステムがガタガタし出してくるとどう手を打っても壊れてゆくものなんだろう。
また、明治の入って活躍する政治家(伊藤博文や井上馨や、山縣有朋)が幕末はどんなだったかも書かれていておもしろい。
高杉晋作の妻の雅についても時々描写があるが、いま、こんな結婚生活を送ってると(仕事で家に帰らない、浮気はしまくり、家の留守はしっかり守れと命令する)絶対離婚!!って言い出すと思う…
武士の妻もまた武士の我慢強さとプライドを持ってたんだろうなあ、とどうでもいいけど思った。 -
萩、下関などを舞台とした作品です。
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