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みんなの感想・レビュー・書評
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以上の国で生きる、障害者、乞食、慰安婦、ストリートチルドレン…社会の矛盾により生み出された人々がどのような状況にあり、どのような生活を強いられているのか、描写されている。
貧困→捨て子→マフィア→レンタチャイルド→乞食・慰安婦…
内容はレンタルチャイルドと似ており世界にある格差社会のことが書かれています。
日本人からしたら壮絶なことだけどその社会からしたら普通のことが、なんとも言えない。
すごい勉強になる。
貧困が何を生むのか。
アジアを回った著者の本は、著者と同じ歳ということもあり心に触る。
アジアの貧困は昔からある様式で、日本の貧困と変わりがある気がしてならない。
ああ、貧困からくる悪を、しょうがないと思うのか、許せないと思うのか。
なんにせよ、日本に生まれてよかったという言葉は日本人にしか使えん。
これを、この現実をどのように受け止めるのか。アジアが好きなら知るべきだ。
ただ体験記に見えるので、アジアの深部を探りたいなら別の本を。
障害者と物乞う人々を訪ねてアジアを流離った記録。どの国にも触れられたくない矛盾があり、程度の差こそあれ日本にも闇はある。豊かな国の民である著者が何を求めて旅をしたのか最後までわからなかった。ただ、よくある「裏アジアもの」とは一線を画する真摯な取材態度であることは否めない。これがインドだとは言えないがこれもインドと言わざるを得ない地獄巡りの中、話は聖夜を迎える。答えのないまま著者の旅はこの後も続く。
旅行系の本とおもって読んだら大間違い。物乞いやレンタルチャイルドなど、アジアの闇の世界がみえる一冊。思わず目を覆いたくなるような悲しい世界で、アジア旅行が大好きな私は、読後とても複雑な心境になった。何か私にもできることはないかな、と動くきっかけとなった本。
アジアを放浪しながら、貧困と障害者をターゲットに歩きまわるルポ。日本だと公園や河原などで見かけるホームレスが、その最底辺である。それはそれで、日本はまだまだ物質的に豊かな国であるだけに、その日食うモノにも困る路上生活は際立って悲惨だ。しかし、物事にはすべてレベルがあることを思い知らされる。ここに登場する人々は図抜けて悲惨だ。特に最終章のインドなどは心臓を鷲掴みにされるようなショックを受ける。ホームレスをしたところで、どんな悲惨な状況に陥ったところで、人は人生のどこかの局面ではそれが過去であっても、幸福と思われる断片があるものである。そんな幻想は一瞬で吹き飛ばされる。この事実には、もはや脱力するしかない。著者は、まさに読み手のスタンスで無力感を抱きながら淡々とルポする。その姿勢がとても素晴らしかった。
貧困の中で暮らすアジアの障害者に関する本。
普段の生活に疑問を投げかけてしまうような本。
世界が違うって言うのはこういうことなんだなと思う。
戦争で、負傷して生き残った人たちとか、生きるために障害を負わされる人たちとか。
今の暮らしが贅沢なのか?と考えてしまうけれど、きっと幸せなんだろう。
障害者、乞食、ストリートチルドレン。アジアの貧困がたんたんと描かれる。インドのマフィアの底知れぬ恐ろしさは、映画などでも見ていたが、心からそのやり切れなさにぞっとした。筆者の意見というのは曖昧だが、事実をそのまま投げかけることで、いろいろと考えさせられた。
私は時々、戒めの為にも著者の本を読みます。石井さんは絶対貧困に陥った国々の現状を、残酷なまでに淡々と書き伝えます。時には自分のほろ苦い恋愛体験をまじえ、自分の狡さや情けなさまで露呈して。石井さんは、だから自分の恵まれた環境に感謝しろだとか、説教めいたことは言いません。ただ、知ってほしいのだと思う。もし少しでも興味を持った人がいたら、是非彼の本を読んでほしい。私も切に願う。
光文社から新刊も出たようなので、こちらも読んでみたい。来週にベトナムカンボジアに旅行にいくので、本書に書かれている問題についても少しは考えてみたい。
「絶対貧困」以前に書かれたもので、内容的には若干前者よりシリアスな描写になっているような気が。
「絶対貧困」の方が第2弾なのでくだけた口調になっているのかも。
内容(「MARC」データベースより)
アジアの最深部に生きる娼婦、マフィア、子どもの物乞い、障害者らと実際に触れ合い語り合った衝撃のノンフィクション。アジアの暗部を描きつつも、人の生きる姿そのものを教えてくれる、清々しい読後感に包まれる稀有の書。
「神の棄てた裸体」の過去に書かれた、著者の1冊目。
おもに東南・南アジアの貧困層の障害者をたずねあるいた内容で、
想像を絶する環境のなかで暮らしている人々が登場する。
ましてや、同情をかうために、マフィアによって、
幼いうちに誘拐され、四肢を切られ、熱した油をかけられ、物乞いをさせられるこ
とも。
地雷地域では、片手片足がない人も多いうえに、
福祉という制度や概念がないから、救いの手が指し伸ばされるわけでもない。
現状を描写しながらも、筆者のどうにもできない自分へのアツイ思いもつづられて
いて、
考えさせられた。
これが今同じ時間に世界のどこかで起きている現実なんだと考えたら、
筆者と同じような苦しい思いに駆られてしまう。
インドの情報集めをしていた時に「旅行人」という本で著者が執筆した”クリシュナと「長髪」の花園”というルポを読み号泣しました。文庫化されてるのを発見し迷い無くレジへ持っていきました。(”クリシュナと・・・”も収録されてるかと思いましたが、入ってなかったのが残念”)この本では25歳だった著者がアジアの発展途上国に赴き、そこで生きる物乞い達(特に障害者)の人生を取材しています。 最終章のインドは... 続きを読む »
アジアを旅すると必ず見かける障害を持った人達。 市場の入り口に薄っぺらい敷物の上に空き缶(お金いれ)と共に寝かせられた子供は、きっと朝どこかから連れてこられて、夕方迎えが来るのだろうなと思ったけれど、それは想像であって、本当かどうかわからなかった。 物乞いをするために子供の手を切断する、物乞いをしても親分がお金を巻き上げてしまう、物乞いをするために子供がレンタルされている…等々、色んな... 続きを読む »
ときおり作者の自慰行為的青臭さ、生臭さが鼻につくがなかなか面白かった。とくにインド・ムンバイのくだりはこれまでも旅行中に断片的な話だけは聞いていたが、かなり衝撃的だ。最後まで読んで、アジアの貧困や障害者事情について、結局何も解決できてないではないかという人もいるだろう。だが、サラリーマン的安定で現場主義を放棄してしまっている記者にはぜひご一読いただきたいと思う。(08-02-01了)
こういう本は、下手に感想を入れるよりも、事実だけを述べる方がよほど訴えるものがあるのだな・・。
キレイゴトを挟みこむ余地のない現実が、たくさんあるのです。






