- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163687506
作品紹介・あらすじ
毛沢東の粛清を逃れるために、周恩来は何をしてきたのか?党中央文献室に保管された周恩来の極秘ファイル米国に亡命した党伝記作家が衝撃の執筆。
感想・レビュー・書評
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レビューは下巻にて。
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いやー、時間かかりました。周恩来を語るには毛沢東を抜きには語れませんが、これって毛沢東の本だったっけ?と混乱(笑)しかし、大躍進、文革がなかったら中国ってどんな国になってたんでしょうね。下巻もがんばって読みます。
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ちょっと時間がかかりそう。知力、体力充実してないと読みきれないかも・・
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毛沢東が戦中・戦後に行った悪行三昧と、自国民や周辺国にもたらした災厄としか言いようのない愚行の数々は、『マオ』などで隠しようがないほど明らかになっている。
しかしその過程で、慈父と称えられた周恩来の果たした役割は、専門家以外にはほとんど知られていないのだろう。私もここに記された、無残としかいいようのない中国現代史の裏面で、苦しみもがきながら周恩来がもたらした光と影を思い知らされた。
その影の部分を糾弾することは簡単だが、私はむしろ、過酷で終わりのない政治闘争の中で生き残らなければならなかった・生き延びることができなかった「彼ら」の在りように、胸のつまるような思いがこみ上げた。
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周恩来の晩年を、内部資料を基に克明に描いたノンフィクション。この上巻の注が下巻の巻末にある、という、ちょっと嫌らしい構成の本です。詳しくは<a href="http://d.hatena.ne.jp/rockfield/">こっち</a>に書いてあります。