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- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163696607
作品紹介・あらすじ
三菱ふそうトラック、パロマ湯沸かし器…現代社会特有のリコール問題には、失敗の構造と成長の本質がすべて集約されている。仕事法から危機管理術まで、「失敗学の進化形」リコール学があなたの現場を変える。
感想・レビュー・書評
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「リコール」をなくすためにはどうすればいいか。
それは、「リコール」を生かすこと。
「リコール」を悪ととらえることではなく、
失敗を責めること(責任追及する)ではなく、
なぜ発生したのかをきちんと調べること。
この本が指摘するように、日本の社会(マスコミも含めて)は、
何か失敗があると、責任追及を主にし、
それと原因追求をいっしょにしてしまう
(そしてそれを責任追及機関である司法に求める)
傾向がありますが、
冷静に原因追求する文化を持つことが
必要と思います。
そしてそれを共有し、次に生かすことも…
そして、現場を重視すること、
物事を上から責任持って大きな視点で見られる
部門を持つこと。
この本で指摘されていることは、
まさに「きちんと原因を分析した」
大事なことだと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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