映画の頭脳破壊

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163700205

感想・レビュー・書評

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  • 2016/1/4購入
    2016/12/6読了

  • ライブ感を楽しめた。映画好きにもいろいろタイプがあるけれど、映画好きが喧々諤々やっているのを読んでいると、しぜん自分も参加したくなってくる。文学談義に較べて、映画談義はどことなく風通しがいいように感じた。
    ーーーー

    二度目に再読し終わってようやく、一度読んだことがあるのを思い出した。忘れっぽいというのも、時にはいいものだ。まったく新鮮な気持ちで興奮しながら読んだ。

  • 観た映画よりも観ようと思って観ていない映画のことが多く語られている本だった。映画はこの先どこに行くんだろうとぼんやりと考えさせられた。

    阿部和重、青山真治、金井美恵子・久美子、松浦寿輝などと映画について対談している。

    気合を入れないと映画を観られなくなってきていて、その点で最近映画館に足を運ぶ回数が増えた気がする。が、過去の映画を観ようと思うと、DVDなんかで観るしかなくて、集中力との戦いだな。

  • 映画をたくさん見てる人には、おもしろいはず。
    基本的に否定から入る中原さん。この本だと対談相手が変わっていくので、いろいろな映画の見方が見てとれておもしろいです。

  • 09132

    09/06

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著者プロフィール

《Hair Stylistics/中原昌也》
1970年6月4日東京都生まれ。
1988年頃よりMTRやサンプラーを用いて音楽制作を開始。
1990年、アメリカのインディペンデントレーベルから「暴力温泉芸者=Violent Onsen Geisha」名義でスプリットLPをリリース、ソニック・ユース、ベック、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンらの来日公演でオープニング・アクトに指名され、
1995年のアメリカ・ツアーを始め海外公演を重ねるなど、国外での評価も高い。
1997年からユニット名を「Hair Stylistics」に改める。

音楽活動と並行して文筆活動も多数。
1998年に初の短篇小説集『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』(河出書房新社)を発表した後、
2001年に『あらゆる場所に花束が……』(新潮社)で三島由紀夫賞、
2006年に『名もなき孤児たちの墓』(新潮社)で野間文芸新人賞、
2008年に『中原昌也作業日誌 2004→2007』(boid)でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。

「2018年 『"Hair Stylistics CD-R Cover Art Works" BOOK WITH CD "BEST!"』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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