- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163703909
感想・レビュー・書評
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東海林氏や平松女史より年齢近いなぎら氏。は、置いといてw お酒だけど自称分類”食べものエッセイ” イケました!
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2009年読了。
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なぎらさんといっしょに飲みたくなる。
楽しい一冊。 -
なぎら健壱氏も酒に酔って、あらゆる失敗を重ねておられます。酒飲みは酒が旨いから、食べ物の味がより引き立つから、会話が弾みその場が盛り上がるから飲むのであります。ただし、初めのうちだけです。酔いが進むと素面のときには無い、ある種の勇気といって良いのか、いや、手前勝手の楽観的な考えが湧いてきて、もうする事なす事が支離滅裂になってきます。もう相手のことなど構ってられない、自分だけの宇宙が完成しています。そして気付くと我が家で寝ています。最も恐ろしいことは、記憶がほとんど無いことです。これもれっきとした私です。いままで迷惑をかけてきた皆さま、ごめんなさい。
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なぎら健壱のエッセイって
ホント面白い
これもそれぞれが少し短いですが
ええ感じです
読むと飲みたくなる
4.1点 -
音楽と酒はつきもの。特にメッセージ性の強いフォークシンガーが酒の話をするととても面白い。高田渡、藤村直樹、そしてなぎら健壱のいきな酒にまつわる話が楽しい。
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酔っ払いの日記。一緒に居たら迷惑な事もあるだろうけど、読むだけなら楽しい。街で酒場を探してお酒を楽しむ生活したいな。自分はあまり強くないからなぎらさんのようにはいかないけど。
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ほんとーに酒のことしか書いてない(笑)それが新聞に掲載されていたものだとは・・・語り口がさらりとしててのど越しまろやか〜という感じけど 結構な割合で「プーッ」とふきだしちゃいましたなにはともあれチンカチンカの冷やっこいルービー!・・・って言わないらしいですけどネ
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朝日新聞に連載されていたエッセイ集。冒頭で「様子のいい佇まいの店が好き」といいながら、話題の俎上にのぼるのはどこか「ヘン」な、あるいは思い切り「ろくでもない」店ばかり。けれどこれはなぎら氏ならではの韜晦と読みたい。「しょーがねーなー」と呆れながら、自分も呆れるほどしっかりと酔っぱらっている。鼻くそを笑いながら自分がしっかり目くそを付けていることを知っているからイヤミがない。酒飲みはしょーがないものと相場が決まっているが、そのしょーがなさこそが本来の人間の姿であると開き直れば、こんなにも素敵に肩肘張らず楽しく生きられる。まさに♪あくせくしたってどうなるの、慌てるような旅でもない、どうせ変わらぬ道ならば、のんびりこいつが一番さ(「いつか風になって」)、を地でいくなぎら節が素敵だ。すがれる、という言葉を始めて知った。いい響きだ。
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朝日新聞に連載していた頃から、本になったら絶対買おうと決めていたエッセイ集。お酒にまつわるいろいろおもしろ話が満載。ずっと読んでいたはずなのに、あれ、こんな話もあったっけ、と2度目でも楽しめました。楽しい酔っぱらいは好きです。ゆかいなおじさん、なぎら健壱。