- Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163708003
作品紹介・あらすじ
諜報によって第二の真珠湾攻撃を防ぐ。そう意図してたちあがった超大国の諜報機関。だが、幹部たちは、情報の分析を軽視し、外国の元首暗殺、政権転覆などの秘密工作に狂奔する。嘘をつくことで成り立つ「大義」のもと壊れていく秘密工作本部長の心。麻薬のような秘密工作の興奮は、歴代大統領をもとりこにしていく。噂、伝聞一切なし。対日秘密工作2章分を書き下ろし。全米図書賞受賞。
感想・レビュー・書評
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【要約】
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【ノート】
・孫崎享「情報と外交」P222
・P80(2014/06/07)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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ティム ワイナー著。
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CIAの歴史的掘り起こし。
何とも失敗事例ばかりで、アメリカのインテリジェンス力のなさばかりが目立つ内容。 -
気持ちを入れ込んだ読書ができなかった。
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CIAというと、凄腕の諜報員がすごいことを・・・などと思ってしまいますが、全然そんなことはなく、過ちから学ばない文化をイラクまで持ち越してるのが哀しい。下の人の自分が何をやっているかまったく理解していない上司の下で働かされる辛さは身につまされます。日本のこともけっこう出てきますよ。
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有名なCIAやアメリカ大統領に関する衝撃的な事実が明らかになる。巨大国家における「作られた」情報の数々には、太平洋戦時下の日本における諜報組織とどちらの方が……と思わざるをえない。
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面白い題材で、時間をかけて読めば面白い。ただし、戦後五十年ほどの歴史をさらーっと読むには個別の事件など詳細に書かれているので、入って気にくい。
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一行要約:CIAまじ使えねぇ!
日本への応用:CIAでこの様なら日本マジどうなってんだろ
素朴なギモン:それに比べてCIA内部に続々とスパイ潜らせてたソ連や中国共産党ってどんな訓練してたんだろ
続・素朴なギモン:だけどUS、(少なくとも当時は)日本が(経済的にも軍事的にも)勝ってたわけだろ。諜報活動ってどんだけ価値があるんだろう