浮き草デイズ 2

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163712703

感想・レビュー・書評

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  • たかぎさんのことが好きになるエッセイ本の2巻。

    ビジネスホテルの朝食バイト、‥いいなぁ。
    強面だけど優しいモモセさんにときめいた。ふわふわのフレンチトーストが食べたい!

    浮き草デイズって、この先どうなるかわからない不安定な生活というだけじゃなく、くるくる軽やかに生きていくような印象もある。
    不安に押しつぶされそうな時も暗くなり過ぎずに、魔法の杖で魔法をかけるような明るさを失わないたかぎさんは本当に素敵な人だなぁと思う。

    たかぎさんのホームページ誕生までのお話も感動的。
    すごく素直で可愛い♪

    • takanatsuさん
      「魔法の掛け方判るでしょうか? 」
      はい(断言)。
      「魔法の掛け方判るでしょうか? 」
      はい(断言)。
      2012/07/19
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「はい(断言)」
      読んでみます←おいおい、誰に魔法掛けるつもりやねん。。。
      「はい(断言)」
      読んでみます←おいおい、誰に魔法掛けるつもりやねん。。。
      2012/07/20
    • takanatsuさん
      「おいおい、誰に魔法掛けるつもりやねん。。。 」
      (笑)
      うまくいったら教えてください♪
      「おいおい、誰に魔法掛けるつもりやねん。。。 」
      (笑)
      うまくいったら教えてください♪
      2012/07/20
  • 絵が認められて良かったね!何だか、お母さん気分で読んでしまいました。

    たかぎなおこさんのご家族が温かくて、家族で旅行に行きたいなあ……と思いました。コロナが落ち着いたら、みんなでどこかに行こう!

    たかぎなおこさんの絵とお話にハマってしまいました。図書館の本、読み尽くします!

  • 良かったね。お父さんからもらった10万とバイトで貯めたお金で、思い切ってパソコンを買って何気ない日常を綴ったブログが今の漫画家の第一歩だったんだね。
    良かった、夢破れて三重県に帰らなくって。
    まっ成功したから今、私がこうやってこのシリーズにはまったいるわけだけど。

  • アルバイトを続けながらパソコンを購入→Webサイト開設→コミックエッセイ本を出版という流れが感動的でした。
    それまでのアルバイト話も面白かったです。

  • 本当にやりたい仕事ができている人は一体どれだけいるのでしょうか?
    こんなに素敵なイラストエッセイを描く作者でさえも、これが本当にやりたかった仕事ではないなんて、信じられませんでした

    人として生きてきて、頑張らなければいけない時が何度か訪れると思います
    その時を頑張り乗り越えてきた作者の話は、とても励みになりました
    (頑張り方がまた可愛らしいのですが)

    人生は何がキッカケで、どう変化していくか分からないと、思うとゾクゾクします

  • 義妹の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    かけもちバイトで生活は安定したけれど、肝心の絵の仕事は成果なし…。そんな時、思いがけない連絡が舞い込んできて、ふわふわした浮き草暮らしにとうとう終止符が。

    バイト先のモモセさん好きだなぁ。
    貌は怖いけど実はとってもやさしいというのは、好きなキャラです。
    モモセさんのフレンチトーストとラーメン食べてみたいなぁ。

    いろんなバイト、そして個展。
    色々しながら150cmライフにつながったのね。
    何がどうつながっていくかは誰にもわからない。
    でもこの浮き草みたいな日々は宝物なんだろうなぁ。

  • 前作と同じようなテイストだが、後半で結果が出せて良かった。
    東京に来て、イラストの仕事も貰えず、結局バイトを掛け持ちして何とか生活をしている状態にハラハラしてしまう。
    もともと三重で実家暮らししながらデザイン会社の正社員として働いていて、自由になるお金も多かったのだから、三重に帰ればパソコンくらい簡単に買えたろうに。
    結果的にバイトで生活費を稼ぐために東京に来ている状態で、作品制作にかける時間もないのなら、上京した意味あるの?と思いつつ読んでいた。
    家族で温泉旅行や個展の後に帰省するエピソードは、やっぱり優しさや幸せにあふれるご家庭なんだなと思った。
    初個展の頑張りはすごい。
    バイト2つ掛け持ちしながら個展の準備って、私なら絶対ムリ。バイトを休んで、親に泣きついて個展までの生活費を援助してもらうだろう。
    「もしやこれは神様が与えた試練で、これを自力で乗り越えたから、今のたかぎさんの成功があるのだろうか?」とスピリチュアルっぽいことを考えてしまった。
    お父さんからのお小遣い10万円は一番良い使い方をしたと思う。ダイヤルアップ回線とか、テレホーダイと言う単語が懐かしすぎる。インターネット黎明期ってこんなんだったよね。
    このパソコンがきっかけで、仕事に結びつけることに成功したのだから、良い買い物だった。
    最初にたかぎさんに目をつけてイラストエッセイ本を企画した編集者はすごいと言わざるを得ない。
    たかぎさんは、なんとなくイラストレーターとして売れなかった期間が長かった印象があったけど、上京して4年目には「150cmライフ」を出して、その後も順調に仕事に結びつけてたのね…
    モモセさんのフレンチトースト美味しそう。

  • ①の続きの②です!これも絵柄が可愛いので癖になりました‼️

  • 1~2巻?まとめて。著者が上京してバイトを掛け持ちしながら頑張っていた日々を描いたもの。先が見えず泣いてばかりだったという。ホテルの朝食バイトの話でコックの百瀬さんが出てきて、これかーと思う。青森で料理屋さんを開いた人。ほんと努力と運だよな。たかぎさんは昔はどんな絵を描いてたんだろう。お父さんが小遣い10万円くれた、というのも切なかった。でもそれでパソコン買って、ホームページに絵日記載せるようになって、それを見て最初の150cmライフの出版に繋がったんだから、すごいよなー。

  • アルバイト、高額商品進めるののうしろめたさ、わかる!!
    本当、根がいい人なんだろうなぁ。。

    確かに家族がいるとむかついた事も愚痴ってすっきりできるけど。
    誰かが、奥さんが亡くなって辛いことは?の質問に
    悪口を言う相手がいなくなること と答えていたけど
    身内だから気兼ねなしに出来ることって確かにある。

    でも何より、一番の感想は
    ホテルバイトのフレンチトーストが本当おいしそうで。。

    青森でお店をやられていて、要予約で食べられるそう。
    行きたい!!
    おまかせコースとか、絶対何食べてもおいしいって
    今作読んでると確信できる!

    本当先が見えなくて不安なのに
    読み終えるとほっこりするって才能だなぁ、と。

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著者プロフィール

たかぎ なおこ:1974年、三重県生まれ。イラストレーター。おもな著書に『150cmライフ。』『ひとりぐらしも5年め』『愛しのローカルごはん旅』『マラソン1年生』『海外マラソンRunRun旅』『ひとりぐらしも何年め?』『(お互い40代婚』(KADOKAWA)『浮草デイズ』『はらぺこ万歳! 』(文藝春秋)、『ひとり暮らしな日々』(主婦と生活社)、『へなちょこ手作り生活』(白泉社)など多数。

「2023年 『おかあさんライフ。 今日も快走!ママチャリ編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

たかぎなおこの作品

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