感じるからだ

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 71
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163714608

感想・レビュー・書評

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  • 最近、自分の体から柔らかさ、しなやかさが失われつつあると思ったので、再読。初めに読んだ時は好きなエッセイストの書かれた本だけれど、ふーんというぐらいにしか思わなかった。けれど、それから4年。体を動かす趣味をやめたのもあるけれど、体の老化を感じていて、この本が身近に感じられました。
    ストレッチとかの方法も少し紹介されいるけれど、それよりも、自分の体を慈しむとか意識して触るとか、していない。これからは自分の体と対話をしなくては。

  • あたたか~い握手を今夜実践♡

  • わかりやすく書かれているとは思うが、
    新しい発見がほとんどなかった。

    解放感よりも、苦しみをシェアした感じがあるのは、
    著者自身がまだ解放されていないからではないかな。

  • 自分の身体との付き合い方。仕事やもろもろに身体を酷使してる人、少し身体を緩めて大切に。。

    著者の光野桃さん、以前の著書からも大柄にコンプレックスがあって、内面も複雑で、自分をもてあましている感がある人だなーと思ってた。
    ご主人の転勤に帯同して仕事から離れたり、お母様の介護であったりと人生の山谷があって、以前とは違う形で自分も慈しめるようになったのだなーという気がした。少し休む、自分を許す、ことができるようになった、ということかしら。

    私など、基本自分許しっぱなもので全然タイプは異なるのだけれど、この緩めるという感じはわかる気がする。

    中に能とラテンダンスの話が出てきて、両極に見える2つだけれどもどちらも丹田を意識して動かす事が大事なんだそうだ。
    踊りはみんなそうなのかな?フラメンコも結局そうだしね。
    丹田を意識するための「丹田育て体操」が載ってたので、会社で休憩中にちょっとやったりしてます。
    これやると自然に呼吸もついてくるんですねー。あまりやるとトイレで怪しい人になっちゃうので気をつけないと、だけど。しばらく続けてみようと思います。

  • 2011.08.21-2011.08.22
    ヨガを初めて体に関心を持ち始めた私には、うってつけの書。体に対するベイシックな部分(骨盤や足の重要性)にフォーカスしており、ちょっと考え方が変わったかも。体からのメッセージを聞いて、常にゆるゆるできるぐらいの余裕がほしいものです。

  • 借本。
    著者の本はこれが初めて。
    内容を知らずに借りてしまい、小説っぽいのを思ってたのでガッカリ。
    でも、女性には良い内容と思うので、借りて読むのがいいかも?

  • 歩くのは脚ではなく重心の移動=丹田から出る、いつもいいかたちで丹田を意識する、丹田で会話する/脚の内側の筋肉を意識する/デコルテは大人の宝石/からだがゆるみ、その内側が息づいて、自分自身を生き生きと感じることができたとき、女は美しく満ちて、ひらかれ、あふれ出す 2009/10

  • 2009年7月29日(金)読了。

    からだ=じぶん。

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著者プロフィール

作家・エッセイスト。東京生まれ。小池一子氏に師事した後、女性誌編集者を経て、イタリア・ミラノに在住。帰国後、執筆活動を始める。1994年のデビュー作『おしゃれの視線』(婦人画報社)がベストセラーに。主な著書に『おしゃれのベーシック』(文春文庫)、『実りの庭』(文藝春秋)、『感じるからだ』(だいわ文庫)、『おしゃれの幸福論』(KADOKAWA)などがある。2008年より五感をひらく時空間をテーマにしたイベント『桃の庭』を主宰。

「2018年 『これからの私をつくる 29の美しいこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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