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- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163724409
感想・レビュー・書評
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白洲正子と小林秀雄を祖父母に持つという骨董のサラブレッドのような血筋の著者が、自身の好みを反映させながら「骨董とはなにか」を豊富な写真と一緒に語った一冊になっている。
もともとはクレジットカードの会員向け雑誌に掲載されていた読み物をまとめたもののようだが、判型の大きな一冊にあえて仕立てられていて、眺めていて楽しい。
美術館に所蔵されている品々を収録した図録とはまた異なった美しさや面白みがある。
多くの人が口にする「無作為の美」を白洲氏も熱く語っていて、作為というものがやたらに嫌われる世界だな、としみじみ思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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