“妄走老人”たちの事件簿 団塊モンスター

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163724904

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りて即読了。目次がわかりやすく、読者の環境に近い項目を、即座に見られる。内容はそれぞれのケースが二、三頁程度で終わるショートショートに近い。読んでいての感想は「まあ、アルアルだな。わかる。うちもそうだ」というものである。

  • こういう人たちにならないように自戒

  • 自己顕示欲
    孤独さの裏返し

  • 「妄想老人」「カン違い定年者」「やれやれ管理職」「使えんベテラン」「昭和なヒト」「お子様オジン」…目次だけで面白そう。ヒット商品は「私が関わり」失敗商品は「反対した」。私も肝に銘じます!

  • なぜ団塊モンスターが生まれたのか?
    ①若い頃=反権威、現在=権威大好き
    ②”団塊”とくくられると反発、だが世代への誇りは強い
    ③自分を”年寄り”とは思っていない
    ④地域社会でも”企業臭”が抜けない
    ⑤妻からはしっぺ返し、子どもの自立に悩む
    ⑥第二の人生は抽象的

    以上の理由が挙げられていた。

  • あちこちの会社で見られます。まれにモンスターじゃない団塊さんを見つけると珍獣扱いです。世代をひとくくりにしてほしくないけど量が多いと括りたくなるものかもしれない。
    採用試験時に優秀な人材を採用したいけど試験の成績上位者から採っていくと女性ばかりになって男性が少なくなるというエピソードが書かれてあったけど、前にいた会社の人事の方もそう言っておられた事を思い出しました。

  • まぁ、なんと申しますか、軽い本ですね。”団塊”と銘打ってはおりますが、困ったジジババの事例集といった趣きで、対処方がある訳でも、精神分析がある訳でもありません。ガハハと笑い飛ばせる内容でも無いので、存在理由が分かりませんj。だから何?1200円の価値が見出せませんでした。

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著者プロフィール

たかい・なおゆき 経済ジャーナリスト・経営コンサルタント。1962年名古屋市生まれ。日本実業出版社の編集者、花王情報作成部・企画ライターを経て2004年から現職。出版社とメーカーでの組織人経験を活かし、大企業・中小企業の経営者や幹部の取材をし続ける。「現象の裏にある本質を描く」をモットーに、「企業経営」「ビジネス現場とヒト」をテーマにした企画・執筆多数。2007年からカフェ取材も始め、専門誌の連載のほか、放送メディアでも解説を行う。『「解」は己の中にあり』 (講談社)、『なぜ「高くても売れる」のか』 (文藝春秋)、『日本カフェ興亡記』 (日本経済新聞出版社)など著書多数。

「2014年 『カフェと日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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