| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
-
「グーグルはすでに大企業だ。もはやイノベーションを起こすことはできないかもしれない。意思決定には多くの会議やプロセスが関わり、これまでのように迅速には進まない。動画事業はYouTubeに完全に破れたため、同社を買収せざるを得なかった。SNSでもFacebookに打ち負かされていた」
グーグルの規模と資産を考えれば、焦点がぼやけることもリスクの一つだ。
...
ただしある時点で、自分たちが何者なのか、何を目指すのかを明確に焦点をしぼることが必要になる。
― 507ページ -
「それを誰かが勝手にコピーして、友人にメールすることは?もちろん可能だ。
コピーをロシアのウェブサイトに無料で掲載することはできるか?もちろんできる。
ロシア政府にその取り締まりを要求できるか?多分難しいね。
勝手に過去のすべてのニューヨーク・タイムズをコピーして海賊版を作り、ファイル共有システムのビットトレントを使ってダウンロードできるようにすること?もちろん可能だ。いずれも止めることはできない。
それがビットの世界なんだ。誰かが見られるものなら、誰でも見られるものになっていく」
― 468ページ -
「インターネットを無料の情報を生み出すコピーマシンとするならば、一つ疑問が生じる。
「ワイアード」創業者の一人、ケビン・ケリーがそれをブログに書いている。
「無料のコピーをうって、どうやって金を稼ぐんだ?」
ケリーの答えは好打、「コピーが無料ならば、コピーできないものを売るしかない」。
その最たるものが”信頼”だと彼はいう。
「信頼は時間をかけて獲得するしかない」
― 436ページ
みんなの感想・レビュー・書評
グーグルが既存のネット業界だけに留まらず、産業界や社会の構造をいかに変え破壊していき、また破壊する可能性を秘めているかについて論ずる。特に検索やyoutubeがその変革をせまるのは著作権についての認識である。すべての情報を検索することができるようにするのがグーグルの理念である。そこには表に出ているものは、すべて無料で知ることが出来るという考え方である。これはテレビ、新聞、マスコミ、出版業界、映画界... 続きを読む »
Googleの誕生から成長と、その周りを取り巻く状況について詳細に書かれた一冊。技術的な側面よりも業界話やビジネス面における記述が大部分を占めるのが特徴的。 著者のGoogle社内外それぞれ100回を超えるインタビューに加え、しっかりとした調査によってかなり綿密でボリュームのある一冊に仕上がっている。500ページ超とサラっと読むには少し困難だが(なので評価をひとつ下げた)インターネット市場最も成... 続きを読む »
グーグルで「グーグル プライバシー 侵害」と検索すると、ストリートビューとかバズとかの個別問題が出てくるが、「google privacy invasion」と検索すると、上位の方に「グーグルが情報を集めていること」への懸念記事が出てくる。米国の一流の経済ライターが膨大な取材を経てまとめた分厚い本書。その分厚さの相当な部分をなぜ「プライバシーへの懸念」問題に費やしたのか、それにはまず米国と日本では... 続きを読む »
Googleの成り立ちが興味深かった。創業者2人の信念と行動に感服。傲慢不遜でいいんじゃないの。著者はどちらかというと、Googleに批判的な書きっぷりだが、ゆえに客観的な視点で読み応えあり。
本の大半は電子書籍で読まれるようになる。その根拠は「便利だから」「人間は易きに流れるものさ。楽なことほど、もっとやりたいと思うんだ。」…と言っているのは、ジェフ・ベゾス。
ユーザーに情報の探し道を提供する。しかも最短のルートで。
広告のような恣意性のある情報は区別して表示させることでユーザーの信頼性を損なわない。
物事の全てをエンジニアが作り出す効率性とレバレッジを活かして、圧倒的な市場シェアを取ったグーグルに迫る名著だと思う。
どちらかと言えばグーグルを批判的な視点で書かれた内容。グーグルほど優れたビジネスモデルと理念を持ちながら自由な風土を持つ企業は珍しいが、考えてみればエンジニアという特殊な人種だらけの会社内部に歪みが出てくることも想像に難しくはない。でもグーグルはすごい。
原題はGOOGLED the end of the world as we know it. ニューヨーカーの記者が、グーグルの成り立ちだけでなく、時に批判的意見も交えつつ、グーグル化された社会(が原題の訳?)について濃密に書き上げた本。あとthe end of〜の副題は、おそらくR.E.M.の「世界が終わる日」のサビが元ネタ? 2009年に書かれたからこそ、ダビデとゴリアテのように描かれたグー... 続きを読む »
無名ライターの書いたGoogle評論とは一線を画する重厚な内容。Google誕生から現在までの軌跡、既存メディアとの関係など、Googleの抱えているほぼ全ての問題に光を当てている。勉強になるいい本。
何気なく毎日使っているGoogleが、こんな生い立ちと意味を持っているとは。
アップルやマイクロソフト、フェースブックとのスタンスの違いも良く分かる。
エンジニアであれば、一度はこんな会社で働いてみたいだろうなぁ。
非常に刺激的な本だった。主に三本の流れがあり、それぞれが愉しめた。 ・Google初期メンバーの理想や技術論 ・既存業界(メディア、広告代理店)との軋轢 ・1990年代からのIT史 一つ目は有名な20%ルールや、そもそも検索エンジンへの着目、そしてホームページへの広告非掲載などの理想主義的な一面や業界(世界)を変えた技術の話。正直、この部分は前に読んだFB本の方がしっかりと書かれて... 続きを読む »
創業者二人の生い立ちから始まり、Googleの今に至るまでを振り返る内容。
著者は、多くの時間を使いインタービューなどを行って、徹底的な調査をしてこの本を記したようです。
この本からは、Googleは時代の寵児であるということを読み取っただけかな・・・
しかし、日本ではこういう起業家というのがなかなか出てこないですね。
というよりも、社会がこういう起業家達を潰しにかかってしまうのかな・・・出る杭は打たれるではないけれど、自分たちと違うものの考え方をする人は村八分にするみたいな感じで排除しますからね。
その辺りが、今の日本の現状を打破できない要因の一つではあるのだろうなぁ。
グーグルという会社の社史のようなもの。
常識をくつがえしたエンジニア達の希望。
まだまだその成長は、思春期だという。
いったいドコまでいくのだろうか!
今まで読んだGoogle関係の本の中ではお勧めです。その取材量・質はかなりのレベル。
原題は「GOOGLED : END OF THE WORLD AS WE KNOW IT」。 読んだ感想からすると“秘録”という邦題は内容にそぐわないと思うのだが……。 本文511ページ。しかも膨大な取材に基づく情報の密度が濃く、書き手の視点もしっかりとあり 飛ばして軽く読む部分がまったくない。定価1900円以上の情報価値は間違いなくある。 通勤時と寝る前しか読む時間がない私は読み通すのに... 続きを読む »
グーグルの隆盛。 2人の若者が自らの理想と技術を実現するために創りあげた一つのシステム、グーグル。 その歴史を正確に、時に批判的な目で綴る著者の姿勢が好ましい。 大企業となっても当初からの方針を変わらず持ち続けている姿勢は一つの良点だと思うが、頑なにそれだけを固持し、広がっていく視野から得られるものを軽視するような態度には疑問。 二つのバランスを取るのは難しい。だからこそ幅広い人間... 続きを読む »
Googleのトップ3以下、社員・メディア業界人への直接取材の量が多いことに驚く。創業者ブリンとペイジの生い立ちから、ゼロベースで考え、検索を端緒に、あらゆる経済活動の効率性を徹底的に追求する現在の姿まで、ぶれなさがすごい。
Google内部のことよりも、むしろGoogleを取り巻くライバルや旧メディアの動きについて詳しく解説されている。原題は「Googled(訳:グーグル化された)」と、きちんと内容をふまえたものになっているのに較べ、邦題はちょっと方向がずれている印象。とはいえ、Googleの重要人物の人となりは個性豊かに描かれており、おかげでサーゲイ・ブリンとラリー・ペイジのキャラクターが把握できた。
Facebookとの抗争やTwiiter買収の目論見など、非常にタイムリーな部分もあって興味深く読めた。
2 人の共同創業者をはじめ大多数の幹部のみならず、
社外の伝統的メディアの幹部の多くを含めて 150 人にインタビューをして、
グーグルをあらゆる角度から分析した、読み応えのある 1 冊。
今までグーグルの無料サービスを、
特に考えることなく当たり前のことのように利用してきたが、
グーグルには未来永劫、社是である「邪悪になってはいけない」を守ってもらいたい。
心からそう思った。
グーグルの社史とでもいうべき内容。他のメディアや同業者たちとの競争や反目や協力について、今までの流れを知ることができる。 シリコンバレーの大企業がいかにして誕生し発展してきたか、という秘話は、いつ読んでもワクワクする。だから、この本もYouTube買収あたりまでは単純にサクセスストーリー的で面白い。しかし、その後、無意識に敵をどんどん作り出してしまい、守勢に立たされていくグーグルの姿は、ふつうの... 続きを読む »

ちょっと前に読み終わった、というか挫折した(涙)。途中で出張とか夏休みが入ってしまって・・・・。つまらないわけではないよ。ペイジのマインド、考え方とか刺激的だったわ。





