天皇さんの涙 葭の髄から・完

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 38
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163735603

作品紹介・あらすじ

極上の日本語を味わう贅沢な時間。文藝春秋巻頭随筆史上もっとも長い連載となった「葭の髄から」が惜しまれつつ完結。深い見識と品格ある日本語でこの国を思い、そして憂えた、滋味あふれる名エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 昭和という時代の本当の姿をもっと教えてもらいたい。

  • 静かに過ごすことを習へ
    凍結された日本語
    日本国民の幼児性ーchildish

  • 随想の局地をゆく。

  • ついに…引退…ですか。

    『最後の文士』という言葉がぴったりの阿川先生最後の本。雑誌『文芸春秋』の巻頭エッセイのまとめ。先生この本を最後に作家引退だそうです。卒寿だもんね…

    相変わらず歴史的仮名遣いのいい文章です。じっくり読ませてくれました。ちょっと前に読んだはずなのに内容を忘れた(´・ω・`)

    周りがみーんな鬼籍に入ってしまわれたわけですが、どうか長生きしてください。

  • 肩肘張らない内容のエッセーもありますが,
    個人的には昭和史に関するものが知らないことばかりだったので,とても印象に残りました。

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著者プロフィール

阿川弘之
一九二〇年(大正九)広島市に生まれる。四二年(昭和一七)九月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。四六年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『雲の墓標』、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『米内光政』、『井上成美』(日本文学大賞)、『志賀直哉』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『食味風々録』(読売文学賞)、『南蛮阿房列車』など。九五年(平成七)『高松宮日記』(全八巻)の編纂校訂に携わる。七八年、第三五回日本芸術院賞恩賜賞受賞。九三年、文化功労者に顕彰される。九九年、文化勲章受章。二〇〇七年、菊池寛賞受賞。日本芸術院会員。二〇一五年(平成二七)没。

「2023年 『海軍こぼれ話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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